2014年03月23日

突然死

考えたくないことかもしれませんが誰もが「死」はいつも隣合わせです。

もしかしたら明日はこの世にいないかもしれない。いやほんの数時間後

にはいないかもしれないという想定は想定をしたくないですが、しなければ

いけない危険予測です。

「朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて、

夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり」


といういつも「死」は隣合わせというこの人間の持つ人生の儚さを

説いた有名な言葉は浄土真宗中興の祖と言われる蓮如上人が数多く

書き残されたお手紙から、八十通が編纂された「御文章(おふみ)」

の中の「白骨の章」に書かれています。

いつ失うのかわからない自分の命だからこそ、正しく美しく生きようという

教えは世界中のあらゆる宗教に共通している命題なのです。





最近の自動車事故の中でも、運転手さんがクモ膜下出血や心筋梗塞などの

突発的な身体の変調による事由により、周りの人を巻き込む悲惨な事故が

増えてきています。運送事業者やバス事業者には国土交通省より、所属する

運転手に半年に一回の健康診断を義務付けられています。

それくらい健康上の問題で死に至る事故が目立つようになってきたのは

昨今のニュースでもご存知の方が多いかと思います。





フューネで葬儀のお手伝いをさせて頂くお客様でも事故死を含む突然死で

命を落とされる方は本当に多いものなのです。

「朝、元気だったのに」

「ほんのさっきまで一緒だったのに」


という驚きというレベルと超えた驚愕のレベルで放心状態になっている

近親者や関係者には私たち葬儀社は何もかける言葉が見つからない

のです。



突然の「死」に対応するのは葬儀社である私たちの使命ですが、

対応出来ないのが近親者です。

一人でも多くの方から突然死を防ぐには出来ることは日頃から

対策をしておきたいものです。

それでも突然やってくるから「突然死」というのです。





















 



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Posted by フューネ三浦 at 09:24 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
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