2013年04月06日

桜と年度替わり

今年の3月は1月・2月の極寒と違って平年よりも暖かく、そのおかげで

桜の開花が3月になり、ちょうど年度が替わるタイミングで満開を迎えました。

ちょうど一年前の今日、2012年4月6日付ブログ記事「さくら」にて

書きました通り、さくらの花には「神が宿る」という宗教感が

基になっており、開花から散りゆくまでの刹那さが人の一生と

重ね合わせることにより、日本人にとって桜は特別な存在の

花なのです。



ところで、桜の花が咲くからなのか、年度の替わるその時なのか、

はたまたその両方なのか解らないのですが、この時期に自らの手で

命を絶たれる方が多いのは偶然でしょうか。

フューネのお客様の中でも年度替わりのこのタイミングで自死(自殺)

された方のお葬式が連続するような年があるのです。

自死をされる人の心境は私は解りませんが、何かの節目・節目にきっと

「死にたい」と思う衝動が起こって、その衝動を実行してしまった時が

死なのでしょう。




桜が満開で一年で一番華やいでいる時、本来ならば家族でお花見という

この時期に葬儀の現場で残された家族の悲痛な悲しみの姿を見る度に

心がとても痛くなってしまいます。











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Posted by フューネ三浦 at 09:06 │コメントをする・見る(0)お葬式の知識
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