2013年03月29日

ハンコ

「社長の給与はハンコ代」

と言われることがあります。

それくらい、社長という職務では押印する機会が多いのです。

例えば、社員からの報告書・稟議書・日報などの社内文書だけでも

私は最低一日に100枚は押印することになります。

そして、最も重要なのは社外の文書です。

社外に発信する文書には必ず、代表者印を押していなければ

公式な文書として認めていただけません。

各種の情報を発信する連絡文書からおわび状・見積書・請求書・領収書

などありとあらゆる文書に押印の必要性があるのです。

銀行にお金を借りる時の押印は会社の実印に加えて私個人の実印の

押印を要求されることがほとんどです。

会社がお金を借りることに対して法人としての責任だけでなく、個人のとして

責任を要求されるからこそなのです。

こうして考えてみると本当に私のお給料はつくづく「ハンコ代」なのだと

思います。





日本は各種契約の際に署名(サイン)よりも記名押印を重要視

する商習慣がまだまだ残っています。

意志決定の証拠としては自署が一番証拠能力が高いのですが、

記名押印で済ますほうが効率が良いことも影響しているのでしょう。

ハンコを押すということは「責任を持つ」ということです。

いくら決済の書類が多いからと言って書類の中身を確認しないで押印する

ことだけはないように気を付けています。




ちなみに、フューネのお客様に頂く確認書類はサイン主義です。

しかもフルネームを頂いています。

これをハンコで代用すると困ったことが起きるからなのです。

それはだれが確認したかという証拠にならないからなのです。

なぜばらば、家族だけでなく、親族までもが名字が一緒だとケースが

普通であり例えば三浦さんが親族に20人もいるなんて時に「三浦」

というハンコを押して貰っても第3者が見た時に誰が確認したかなんて

絶対に解らなくなりますから。







同じカテゴリー(フューネ(会社)のこと)の記事画像
フューネの公式オンラインショップがオープンしました。
三浦さん ミウラさん
6月2日 そうそうの森浄水 大謝恩祭を開催します。
喪中見舞いのお線香
お稚児行列
ペーパレス
同じカテゴリー(フューネ(会社)のこと)の記事
 喧嘩に巻き込まれて (2022-05-10 09:47)
 葬儀の担当者とフィーリング (2022-01-20 11:04)
 鉄板焼 (2021-12-20 09:16)
 お客様との距離感とプライバシー (2021-11-11 06:18)
 フューネの公式オンラインショップがオープンしました。 (2021-10-10 11:38)
 変化する葬儀会館 (2021-09-20 08:25)

「フューネ(会社)のこと」カテゴリーを一覧で見る

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ハンコ
    コメント(0)