2012年12月19日

自然が師

ノーベル医学生理学賞に選ばれた山中伸弥・京都大教授は

共同受賞する英ケンブリッジ大名誉教授のジョン・ガードン博士とともに、

カロリンスカ研究所で記念講演をしました。

その中で山中さんは人工多能性幹細胞(iPS細胞)の開発を振り返り、

「自然そのものが師であり、

時に予想しなかったことを教えてくれた」


と語られました。

「自然は師」

という言葉はとてもすばらしい言葉だと思います。

私たちの身体は自分の意志でのみ動いていると考えられますが、

自分をとり巻く大自然に守られて動いているという考え方が日本には

根強くあるのです。

これは日本の土着の宗教である神道の考え方であり、人は亡くなったら

元(自然)に還るのです。

すなわち、私たちの身体と自然は繋がっているのであり、自然そのものが

私たちの祖先であり、崇拝の対象です。



古来より自然に守られて生かされているということを私たちが

忘れた時、大地震をはじめ各種の大災害をもたらすと信じられて

きています。

予想しなかったことを教えてくれるからこそ、師であり、畏敬して

いなかければならない対象なのです。









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Posted by フューネ三浦 at 09:10 │コメントをする・見る(0)日々いろいろ
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