2017年09月16日

冷静さの裏側に

人が亡くなることは関係者にとって間違いなく大きな事件であり、

衝撃です。その人が亡くなったことで「悲しみ」という感情を否応

もなく味わう人がいる限り、供養の必要性があるのです。




「悲しみ」という感情には多くの人が日常に持ち合わせている冷静さを

失います。怒りや笑い、涙など「悲しみ」の表現は人それぞれですが、

表面上は冷静さを保っている人もいます。

特に喪主を務められる方はは喪主の責任感からか、努めて冷静に

私たちに接してくれる方がとても多いのです。

しかしながら、夜誰もいなくなった空間で大声で泣いていたり

することがあり、葬儀社である私たちはお客様の冷静さの裏側に

ある悲しみの感情を見逃すことは絶対に避けなければなりません。

経験の多い葬儀の担当員と経験の浅い葬儀の担当員の力量の差は

この冷静さの裏側にある悲しみを察知する力の差と言っても良いくらい

です。



今年は「忖度」という言葉が一時期、ニュースを騒がせましたが、

「他人の心をおしはかる」ことは葬儀の配慮すべき一番のマナー

であるといえるのです。

しかしながら、最近は家族葬の増加に伴い、葬儀の参列をする機会

が減っています。

結果的に葬儀に参列するマナーを学べる実践の場が減っていることは

間違いのない事実です。

結果的にご遺族様の「冷静さ」の裏側にある「悲しみ」の心を見抜けず

相手を傷つける言葉や態度を知らず知らずの間にとっていることが

あるのです。



  

Posted by フューネ三浦 at 09:05 │お葬式の知識

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