2017年05月30日

心の時間

葬儀をご依頼頂くお客様に一番提供したいのはお亡くなりになられた

方との「最後の時間」です。

臨終の後に慌ただしい時間を過ごすのはある程度仕方の無いこと

ですが、それでもお亡くなりになられた方と二人っきりになる時間を

つくるというのはとても大切なことです。



世間体や形式ばかりを取り繕うお葬式ではなく、お亡くなりになられた

方とその家族を主役にしたお葬式の提供をしようと始めた

フューネの「感動葬儀。」ですが、最近感じるジレンマは

亡くなってから火葬をするまでの時間がとても短くなっているように

感じます。特に友引の関係で友引の前々日にお亡くなりになり、

その日に通夜、翌日葬儀という言う強行なスケジュールでは

臨終から火葬までの時間がギリギリ24時間をオーバーをしている

といったことがあります。




お葬式持つ役割の中では心の癒しを求めることも大切なことです。

心を浄化させる時間を持つことはとても大切なことですし、

ご遺族の方にとって心の時間を大切にして欲しいのです。

どんなにお葬式を簡略化しても簡略化してはいけない部分は

グリーフケア(悲しみを和らげる)であり、忘れてはならないことです。








  

Posted by フューネ三浦 at 08:29 │お葬式の知識

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2017年05月28日

結クラシカル三好 オープン100日祭を開催します。




みよし市三好町に今年2月にオープンした

葬儀会館「結クラシカル三好」

6月4日午前10時より午後4時まで

「オープン100日祭」と称し

まして、記念イベントを開催します。

イベントの詳細はこちらをご覧ください。↓
http://www.fune.ne.jp/news/entry-224.html

人形供養やなんでも相談会、

11時30分からがハッピーエンディングセミナーを開催。

13時30分からは家族葬セミナーを開催。

是非、お申込みください。

ご予約の電話番号 0561-32-4488




来場全員が参加できる空くじなしの大抽選会のほか、

ご来場の皆様にはお菓子の詰め合わせをご用意しております。

皆さまお誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください!




また、当日、「和」をイメージした「結クラシカル三好」オリジナル

新作の祭壇を発表します。

お楽しみに。


  

Posted by フューネ三浦 at 08:36 │イベント&ニュース

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2017年05月26日

家族葬はできますか。

最近では本当にお葬式の形態が小規模化してきており、

家族葬を希望されるお客様が過半数以上であるのが現実です。

家族葬専用の葬儀会館ならば家族葬を行うのに適切なサイズの

ホールも完備していますが、従来のお葬式が出来る規模であれば

家族葬を希望されるお客様からすれば「大きい」と感じることは

必定です。

最近よく「家族葬はできますか?」

というお問合せをお客様から頂きます。

葬儀社の私たちから言えば、過半数のお客様が家族葬希望なのに

どうしてと一瞬思ってしまうようなご質問ですが、多くのお客様に

とって出来るか出来ないかは大きな不安要素なのです。




前述のとおり、大きなホールのある葬儀会館ではお客様からすれば

大きすぎるように感じられるのは仕方の無いことですが、

葬儀社の営業という観点からいえば、家族葬ばかり宣伝すれば

従来のお葬式を希望されるお客様から敬遠をされてしまうことになり、

とてもさじ加減が難しいものです。





基本的に日本にあるすべての葬儀会館では家族葬はできます。

但し、お客様にとって満足のいくレベルの家族葬が出来ますかという

問いにははっきりと断言の出来ないことがあるのです。

フューネの葬儀会館ではお客様が心底満足して頂けるような

家族葬の対応をすべての葬儀会館で実施しています。










  

Posted by フューネ三浦 at 08:25 │お葬式の知識

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2017年05月22日

新たな需要

スマートフォンで、フリーマーケットの利用ができるアプリとして

「メルカリ」が注目されています。

スマートフォン上でのフリーマーケットという気軽さは出品する

ことのハードルを低くし、従来では捨てるしかなかったものでも

「価値」を見出してお金になることは世の中が変わってしまう

ものになっていくでしょう。

例えば、トイレットペーパーの芯やペットボトルのキャップも

少量だとただのゴミですが、100個・1000個という単位で集まれば

工作する材料になり、取引をされてお金になるそうです。

一般の商取引では見出せない価値が生まれて来ることが

楽しくもあり、新しい需要が生まれることに繋がるのです。




法律が変わることで新たな需要が生まれることもあり、また法律が

できたことにより、お客様のニーズが全く無くなってしまい廃業に

追い込まれることもあります。

「葬儀」というサービスも時代ととともに新しい「価値」が生まれ、

提供が出来た葬儀社が大きな成長を遂げてきました。

いつも時代も人が亡くなることとそれを弔うことの本質は変わらない

のですが、それの本質を行う手法が変わっていくのです。



そもそも、お客様の「面倒くさい」「煩わしい」ということを

解消することで新たなサービスを提供してきた葬祭サービスですが、

今までは物的な「面倒くさい」「煩わしい」ということでした。

しかし最近の動向は人と人の関わりの中での「面倒くさい」

「煩わしい」を解消するサービスが主流になってきているように

感じます。

これからの葬儀のお客様の需要はそのようなところがキーポイントに

なってくるのでしょうか。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:22 │日々いろいろ

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2017年05月20日

葬儀会館の予約

多くのお客様から葬儀会館を「予約できたら」というご要望を頂き

ますが、人の生死だけはいつかという断定が出来ない以上は原則、

早いもの順に対応するしかないのです。

最近では、葬儀の生前予約や生前見積もりを希望されるお客様が多いの

ですが、日程の確定が出来ない為にいざ葬儀が発生した時に、希望

していた葬儀会館が埋まっていて、やむなく別の葬儀会館で施行を

することになってしまうお客様が多くなってしまっています。

先着順という原則は理解は出来ていても、何のための生前予約で

あるのかという不満を私たち葬儀社に言われるのは大変心苦しい

ものです。




希望の葬儀会館を確実に抑えるやすくする為の方法をお教え

しましょう。

一番はお亡くなりになられたら、とにかく早く葬儀社に電話を

すること。

現実に1分・2分の差で先のお客様に希望の会館を抑えられて

しまうことがあるのです。

さらに、可能であれば、危篤の段階で葬儀社に一報を入れて

おくことをおすすめします。

例えば、A葬儀会館とB葬儀会館のどちらでもよいお客様が

先客であるならば、かち合うA葬儀会館ではなく、B葬儀会館での

施行にして頂くことで希望しているA葬儀会館を抑えることのできる

確率が上がるのです。




希望をしている葬儀会館がすでに別のお客様が使用していて、

どうしてもその葬儀会館でお葬式をしたい場合はどうするのかと

いうと、とにかく「待つ」ということ以外ありません。

待つためにかかる費用は葬儀社と交渉すれば、葬儀社が負担して

くれることもありますし、お待たせをする代わりに何らかのサービスを

受けることができることもあるのです。





出来ることならば、お客様の希望をすべて叶えてあげたい。

その為にはお客様も私たちもギリギリの努力が欠かせません。





  

Posted by フューネ三浦 at 08:23 │お葬式の知識

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2017年05月18日

車列

フューネの本拠のある豊田市は年々交通渋滞が激しくなって

きています。

自動車関連企業に通勤する車や工場からの納入や搬出をする

トラックなどで車の街と呼ばれているだけに車の数は多いのですが、

渋滞はなんとか解消をして貰いたいものです。




火葬場までの「葬列」は近年ではすっかり車列に変わっています。

名古屋では霊柩車の後ろに黒塗りのタクシーを何台も連なって

車列をつくり、車列の長さを競いあっていた時代もありましたが、

今はそのようなことはほとんどありません。

車列が短くなったと言えども、数台の車列をつくることにはなります。

車列を作って走る時は通常よりもスピードを落とします。

一般的には法定速度よりも遅いスピードで走りますから、時として

渋滞を引き起こす原因になってしまうことになるのです。

それでも葬儀の車列と解れば、多くの方々は一定の理解を示して

くれますが、現代では一見すると霊柩車とは解らない車が霊柩車で

あり、葬儀の葬列であることに気づいて頂けず、心ないクラクション

などを浴びることもあるのです。



渋滞を引き起こす原因になることはもちろん、よろしくないこと

ですが、死者を弔う心があれば、一定の理解は必要だと思います。

もっとも、プロである私たちは渋滞を回避する為に片側1車線の道路を

なるべく使用しないようにしていますし、仮に使用する場合でも

交差点で曲がる回数を増やしています。

葬儀の車列を守ることも、葬儀社としての大切な仕事のひとつです。









  

Posted by フューネ三浦 at 08:33 │お葬式の知識

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2017年05月16日

造形祭壇

お葬式の祭壇は種類が豊富ですが、大抵の祭壇はお花の量やカタチの

良し悪しで選ばれます。

祭壇にも流行というものがあり、その時代毎に流行り廃りというものが

あるのです。

現代ではお花でラインを描く「造形祭壇」が人気であり、

流線形の祭壇の演出や色をお花の同色系の濃淡でグラデーションを

つけたりといった細工が人気の秘密です。









花職人が一本一本心を込めて挿していく製作の工程を最近はお客様が

ご覧になられます。

本来は出来上がった祭壇をお客様にご覧頂き、驚かせたいと気持ちは

あるのですが、葬儀会館に直接にお入り頂くことで、祭壇の設営の工程

をご覧頂くお客様が多い内に、花職人が心を込めて挿している姿に

多くのお客様が感動をされていることに気が付いたのです。


ならば、お客様からが選ばれた祭壇の設営を包み隠さずお見せする

ことも「感動葬儀。」なのでしょう。




  

Posted by フューネ三浦 at 09:38 │お葬式の知識

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2017年05月12日

活字離れ

「活字離れ」ということを聞くようになって久しいですが、

現在の日本は新聞や雑誌、書籍が本格的に売れない時代に

なっています。

特に雑誌の購買率の落ち込みはひどく、タブレットやスマホで

月々固定の利用料金を払えば、多くの雑誌が読み放題というような

サービスを提供しているサイトもあり、雑誌を読んでも紙で読まない

と言ったことが当たり前のような感覚になっています。




以前に、お棺の中に一緒に入れる副葬品に木製で作られた携帯電話

などがあることをこの「感動葬儀。」ブログでご紹介した

ことがありますが、本当にスマートフォンなどを副葬品として入れたい

と多くのお客様からご要望があります。

それと同時に愛読書や新聞紙なども副葬品として入れたいという

要望はとても多いのですが、このまま活字離れが進んでしまえば、

紙の書籍をお棺の中に入れたいというニーズも減少していってしまう

ものでしょう。




活字離れの中、写真や動画は誰でも気軽に撮影し、多くの方と共有の

出来る今日です。

インスタグラムに投稿した写真をお棺の中に入れていきたいと

いうように副葬品にも活字離れは間違いなく起きているのです。








  

Posted by フューネ三浦 at 08:31 │日々いろいろ

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2017年05月10日

戒名と俗名

日本人の宗教感の中で、死後の世界で生きていく為に戒名をつける

という習慣があります。

現状では多くの人はお寺様にお願いして何らかの戒名を頂いて

いるのが、実際のところです。

しかしながら、「本当に戒名は必要?」

と疑問を抱く人が増えていることも事実なのです。

端的に言えば戒名を頂くということは「仏教徒になる」ということ

なのですが、その意味合いも解らずに戒名を頂いている方々に

とって「戒名は必要?」という疑問に繋がってしまう訳なのです。





あの世が本当にあるのかと疑念を抱いている方々にとって

「戒名は必要なのか?」

という疑問は当然のことのように思います。

宗教家の説明が足りない・宗教家の話を聞かない・宗教家を信じて

いない方々はいわば、戒名のことがよくわからない状況で要る・

要らないの判断をしてしまっているのです。




一方、俗名(ぞくみょう)とは生前名乗っていた名前のことであり、

通常お亡くなりなられると位牌にはフルネームで記載をします。

お寺様に葬儀を依頼する時に、あえて戒名を付けずに「俗名」で

お葬式をされるケースは年々増えています。




言ってみれば、戒名をつけるかどうかは皆さまの自由です。

本来、仏教徒である人が頂く戒名ですが、とりあえず葬式は

お寺様に読経をあげていただこうと思っている方々が圧倒的に

多い今日において、仏教徒であるという意識の無い方に

「戒名は絶対に必要」と押し付けることは戒名の本質からも

外れているのです。











  

Posted by フューネ三浦 at 08:33 │役立つ雑でない雑学

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2017年05月08日

選べる葬儀会館

いつの頃からか、「葬儀会館」をお客様が自由に選べる時代に

なっています。フューネの葬儀会館第一号店である葬場殿が

オープンしたのが平成5年であり、今から24年前のことです。

フューネにとっても第一号店であったのですが、豊田市においても

民間の葬儀社が建設した葬儀会館としても第一号店でした。

それから四半世紀の間に多くの葬儀会館が誕生し、お客様にとって

葬儀会館を自由に選べるようになってきています。




最近のお客様の動向では葬儀会館を選ぶ理由として

「自宅から近いから」という理由だけで判断はしていないのです。

お客様が選んだ葬儀会館までたどり着くまで、自社・他社を含めて

いくつもの葬儀会館を通過して葬儀会場に選定した葬儀会館に

行くことが多々あります。

お客様が葬儀会館を選ぶ基準が葬儀のサービス・価格・清潔感

などなど「近い」という理由以外で選んでいるのです。



葬儀社としては自社の葬儀会館がお客様からみて

「選ばれる葬儀会館になっているのか」

本当に大切な要素です。





  

Posted by フューネ三浦 at 08:19 │フューネ(会社)のこと

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2017年05月06日

スマホと葬儀社

連日、シリアからの難民がヨーロッパを目指して移動をしています。

国際情勢は混沌としており、日本の周辺においても非常に緊迫して

おり、いつ戦争状態になってしまうのか、多くの難民が押し寄せるのか

は解らない情勢です。

シリアからの多くの難民が歩いて目的地を目指せるのはほとんどの人が

スマートフォンを持っています。

GPSで現在地を確認して地図のアプリを使用すれば、目的地まで辿り

やすくなっていることも難民の増加に拍車がかかっているのだとか。

スマートフォンは難民の皆さまの行動も大きな影響があるのですね。




先日、とある老人会の役員会に出席した時のことです。

70代・80代の高齢者の方々ばかり30人でしたが、ほとんどの方が

スマートフォンを使用していました。

会議中でもわからないことがあれば、老眼鏡をはめて小さい画面を

見ながら調べものをしている姿は何とも微笑ましいものです。

高齢者においてもスマートフォンは使用することは最早普通の時代

です。

Amazonに代表されるネット上のショップの取り扱いが増えたことは

単に便利というだけの理由ではなく、高齢者の方の利用が増えたこと

も大きな要因なのでしょう。




葬儀社もスマートフォン上での便利さを追求をしなければ、多くの

お客様から支持をされない時代です。

高齢者の方も含めて多くの方がスマートフォンで葬儀社を検索して

葬儀社を選定される時代に突入しています。

葬儀社への連絡先も一昔前はタウンページで調べることが普通でしたが

今の時代、タウンページで電話番号を探されるお客様はほとんど

いらっしゃいません。

現在、タウンページには葬儀社の広告が多数掲載されていましたが、

各社とも広告枠が小さくなっています。




電話番号の検索もスマートフォンの時代ですから、お客様からの支持を

得る為にはスマホは無視できないのです。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:15 │フューネ(会社)のこと

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2017年05月02日

続・ペットロス

今から9年前(2008年4月7日付ブログ記事)に書いたブログ記事

「ペットロス」はの内容は今でも通じる、ペットが亡くなった時の

喪失感を書いてありますが、あれから9年経って改めて自分自身の

周りの見渡してみても、本当にペットを失って悲しみにくれる人が

多いことに改めて気づかされます。




イオンモール長久手店にあるフューネが経営している現代仏壇店では

店頭の一番目立つところにペット用のお仏壇、そしてペット用の

ロウソク・線香を販売していますが、本当に多くのお客様が

立ち止まってこれらの商品に注目している姿を見ると「ペットの供養」

というニーズがいかに多いのかと思い知らされます。

ペット用のお仏壇のパンフレットをお持ちなられるお客様も多く、

時には涙を流しながら、商品を選ばれているお客様のお姿を拝見

するとこちらまで悲しみの心が響いてしまいます。




ペットを飼っている方にとって、ペットも大事な家族の一員であること

は事実であり、ペットロスにならない為には人間同様の弔いが必要

なのです。

人間にしてもペットにしても命あるものは必ず限りがあります。

限りがあるから「命」を大切にしなければならないですし、

限りがあるからこそ、失う恐怖と戦って生きているのです。

弔う気持ちを大切にすることで、ペットロスから立ち直れるならば、

最初のブログ記事から9年。フューネはさらに進化した供養の提案

が出来る会社になったと思います。


  

Posted by フューネ三浦 at 08:33 │お葬式の知識

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