2016年09月13日

継承者を必要としない。

最近のお墓のニーズをみていると以前の価値がほとんど通用しなく

なってきているように思います。

お墓というものはそもそも自分の死後に葬られる安住の地であった

はずですが、その期間も永代であって永久ではないのです。

永代とは永久ではなく、30年とか40年といったような比較的長い

期間は保証されていますが、期限のあることなのです。

先祖を代々守っていき「家」を守るという考え方が日本人の考え方で

あったのが、「家」を守ることに関してはあまり執着のない世の中に

なってきたと思うのです。

今や様々なお墓のなかで、一番売れているのは

「継承者を必要としない」

ものであり、納骨堂・永代供養墓・樹木葬などです。




お墓を守るのは費用のかかることです。

費用がかかる以上は継続する為に、どうにか捻出しなければ

ならないのですが、費用を捻出できずにお墓が維持出来ない家も

増えています。

自分の死後にお墓を守ってくれる人がいないという方が本当に

増えていますし、そのようになったのは家族の在り方が変わって

きていることが間違いのないことです。







  

Posted by フューネ三浦 at 07:16 │日々いろいろ

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