2016年07月19日

ギフトが売れない。

町の中でギフトショップというものが年々減少しています。

年々、ギフトの取り扱い量が減少しているからともいえます。

お中元やお歳暮などの季節の贈り物も以前と比べれば絶対的に

少なくなっています。

人と人が交わるからこそ、相互に贈り物を交換する習慣が生まれ、

それが、ギフトの神髄なのですが、以前と比べるとギフトが売れない

のです。確かに物の豊かな現代において、もらって嬉しいもの

というのは本当に少なくなっています。結果的に送り先の相手に

カタログの中から欲しいものを選んで貰うというカタログギフトが今や

ギフト業界の主力商品でありますが、ギフトの本来の趣旨からすれば

絶対におかしいと思います。



葬儀業を営むフューネにおいても、ギフト関連の売り上げは減少の

一途です。理由は簡単で、会葬者の数が激減しているから。

やはり、家族葬が増えているのです。それに加え、従来のお葬式

でもひと昔前のような会葬者の数にはなりません。

会葬者い対する返礼品や香典返しというものは葬儀社において

重要な売り上げの柱であり、これらの売り上げの比率が大きい葬儀社

ほど、現在は経営的に苦境に立たされています。

ギフトが売れないという大前提で進んでいかなかれば、これからの

葬儀社は生き残っていけないことは事実です。




結婚式もお葬式も以前と比べるとギフトの取り扱いは激減しています。

しかしながら、売れているギフトは売れているのです。

売れている物に共通することは「本物である」ということ。

送り手が自信を持って送ることができる本物の商品しか売れていない

のです。どんな時代でも生き残るものは本物だけです。

フューネも提供する葬儀が本物であることが、未来に生き残る唯一の

道なのです。