2016年06月15日

花のある空間

故人を供養するモノの中で、葬儀において一番のウェイトをおいて

いるのが「花」でしょうか。

お花をたむけるという記録は今から4万年以上前の

ネアンデルタール人の北イラクのシャニダール遺跡から人骨の周囲

から花粉が一緒に出てきたことで世界最古だと証明されています。



フューネはそもそもがお花屋さんからスタートした会社ですから、特に

お花にはこだわっています。

祭壇周りを綺麗にお花で飾ることがもちろんのこと、お客様から直接に

お金を頂いていないところにも

心を込めた活け花を配置しています。







上のお花は弊社会長がお客様のために心を込めて活けたお花です。



お花は視覚的に楽しむだけでなく、香りも楽しむことが出来、悲しみに

くれるご遺族様のなんらかの癒しに繋がっていると思います。

もちろん、ご遺族様の中には花を愛でる余裕がないかもしれませんが、

それはそれで、どうでも良いことです。



近年の葬儀において低予算化、小規模化の波で昔に比べて圧倒的に

お花の量が減っています。

生のお花を使う以上のお花でいっぱいの空間を作ることが一定以上の

予算が必要ですが、フューネにおいてはお客様の予算の大小に限らず

精一杯のお花のおもてなしを今後も続けて参ります。

それが祖業として花屋から発展して企業の矜持であり、私たちの

サービスの原点なのです。


  

Posted by フューネ三浦 at 09:15 │フューネ(会社)のこと

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