2016年06月01日

お客様の秘密を守る

飲食店やホテルで働く人が、プライベートで訪れている芸能人や

スポーツ選手などの有名人を無断でSNSにアップをしてしまい、

後日、責任者が謝罪するといった行為が後を絶ちません。

おそらく、アップしてしまった人は罪の意識は全くなく、目の前に

憧れの人がいれば、興奮し皆に知らせたくなるのは当然の感情です。

しかしながら、誰でもプライベートという権利はあり、それを阻害する

ことは有名人であろうとできません。

サービス業においてお客様の秘密を守ることは絶対に必要な要件です。




葬儀社において、今や最も大切なサービスはお客様の秘密を守ること

かもしれません。

家族葬が主流になってきたことで、亡くなったことを近所や会社に内緒

にして欲しいというご要望は当たり前のように頂きます。

さらに、自殺などの場合は死因を内緒にして欲しいということに

なりますし、兄弟が仲が悪いことを秘密して欲しい、国籍を秘密にして

欲しいなどなど。

結構なお客様の秘密を守らなければならないのです。

葬儀会館にも芸能人やスポーツ選手などがお忍びで弔問にお越しに

なられることもあり、前述のようにお忍びでお越しになられた以上は

絶対に口外できないのです。



安易に情報が一瞬の内に拡散してしまう現代では情報を守ることは

ある意味命がけの部分もあるのです。







  

Posted by フューネ三浦 at 08:25 │フューネ(会社)のこと

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