2016年05月14日

選ぶ楽しさ、決断する苦しさ

葬儀という商品もお客様が選ぶことの出来る商品が多種多様に

増えてきています。フューネでは同一料金で従来型の

白木祭壇、モダン祭壇、洋花祭壇、花祭壇と大きく4つの中から

飾りを選べますし、お棺も桐棺、布棺、彫刻棺といったように選ぶ

ことが出来るのです。

一昔前であれば画一的であった葬儀という商品も最近では

お客様に選べる楽しさをご提供出来ているのです。

葬儀に限らず、「選べる」ということはどのような商品でも重要なこと

ですし、選べる楽しさを提供出来なければ、今の時代では廃れていく

のでしょうか。

商品に限らず、会社も選ばれる時代であり、お客様に選べる楽しさを

提供するのと同時に、選んで頂けるように切磋琢磨しなければ

ならないものです。


お客様にとって同じ選ぶという行為ではありますが、

「決断」をする

ということはとても苦しいものです。

決断するとは 「意志をはっきりと決定すること」


なのですが、単に選ぶという行為とは違い、重い判断なのです。

片方で選ぶ楽しさがあるのに、他方では苦しいことであるのは一体何が

違うのかということですが、決断をするという選択は

「やり直しが効かない」

という選びなのです。




実は葬儀の中で喪主様に「決断」をして頂かないといけないことが

いくつもあります。やはり、やり直しの効かない中で何らかを選択

するということは苦しみであり、それを乗り越えて頂けなければ

葬儀が施行できないことも多々あります。特に葬儀という性質上、

時間的な制約が必ずついて回ってきます。その為に出来ることを

選ぶということは何かを「捨てる」ということに繋がるものです。



優秀な葬儀社の役割というものはお客様に選ぶ楽しさを一つでも

多く提供し、決断させる項目を一つでも少なくしてあげることかも

しれません。


  

Posted by フューネ三浦 at 08:20 │お葬式の知識

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