2016年04月11日

失う

福山雅治さんと吹石一恵さんが結婚報道された時に叫ばれた

「ましゃロス」や笑っていいともの放送終了にともない

「タモロス」

最近は赤塚富士夫先生、生誕80周年を記念して「おそ松くん」の

大人になった後を描く「おそ松さん」が人気アニメになり、先月の

放送終了後に「おそ松さんロス」と言われる現象が起きて

いました。「ロス」は「ロスト」という意味で、「失う」という意味

ですが、失って初めてその偉大さを知ることは私たちの人生に

おいて多々あります。



2008年4月7日付ブログ記事でも「ペットロス」について書いて

います。ペットロスとは愛するペット動物を失う体験をいいます。

ペットは最愛の家族と同じ扱いでその家族としてのペット動物との

別れに伴う心理的な苦しみや身体的変調が起きることなのです。

「失う」ということは身体的にも変調を起こしてしまうものです。



「失う」ことは何か大切なものを守ろうとするから「喪失感」が発生

するわけで、「失う」ことを恐れずに立ち向かうことが心の平安を

もたらします。

と言っても「失う」ことへの恐怖は誰しも持っているでしょう。





葬儀の仕事は目の前に大切なものを失って喪失感を超えて

途方にくれている人をいかにして立ち直って頂くかということが

最近では最も重要な仕事になってきました。

失ったものが突然であればあるほど、大きければ大きいほど

立ち直るには時間がかかりますが、それでも立ち直って頂く為に

サポートをしていきます。

反対に「死ぬ」ということは自分自身にとって大切なものを一つ、

一つ失っていくことです。

この世で大切なものをすべて失った時が「死」であり、その様を

「儚い」と言った表現をします。

失うことを恐れることは生きていく上では決して上手な生き方では

ないのです。

















  

Posted by フューネ三浦 at 08:17 │お葬式の知識日々いろいろ

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