2015年07月31日

ブログの制作時間は

2007年11月から始めたこの「感動葬儀。」ブログ

2日に一回欠かさずに書いていることはある意味自分自身でも

恐ろしい領域に入っているのではないかと思う時があります。

一番の理由は止めるに止められないから。

そのくらい毎日多くの読者にブログに訪問頂き、楽しみにして頂いて

いることを思うと本当に「責任」というものがまとわりついています。




「毎日よく書くことがありますね。」

と多くの方から言われます。

ほとんどの場合感心して言われるのですが、ブログ記事を書こうと思っても

頭に浮かばない時は全く浮かばない訳で、ひどいと一週間くらいは

何も書くことが浮かばないことがしばしばあります。しかし、閃くときは一日に

3つ・4つと書けるので、書ける時に書いておくと一週間くらい何も書かなくても

2日に一回の頻度で記事をブログにアップすることが出来るだけです。

長続きをしている理由は上記のことが一番の理由だと思いますが、

マラソンと同じで自分のペースを頑なに守ることが大切なことだと思うのです。




日頃忙しい私がブログを書くのにどれだけの時間をかけているのか?

まあ平均すると一つの記事を書くのに15分くらいでしょうか。

おかげさまでタイピングは早くなりましたし、書く内容は頭からアウトプット

するだけですから、早いのです。

むしろ、文字だけの記事よりも写真を複数掲載するような記事のほうが

時間がかかるのです。



「継続は力なり」

といいますが、一日15分だから出来るのです。

「無理なく・気軽に・喜んで」

これが何かにつけ継続することに必要な3要素だと思います。




  

Posted by フューネ三浦 at 09:00 │日々いろいろ

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2015年07月29日

歴史価値!? 宮型霊柩車

フューネのグループ会社「ゼロナイントヨタ」の所有する

ベンツSクラスのプラチナ宮型霊柩車が希少的価値がある

ということで、取材をうけました。













通常の金色を多用した宮型霊柩車と違い、プラチナ箔を使用した

高級な仕様となっている霊柩車です。

どことなく落ち着きがあり、貫録充分な霊柩車です。



今回の取材は霊柩車の写真集として後世に残す貴重な資料として

出版される予定です。

名古屋市の新しい火葬場も宮型霊柩車の乗り入れが禁止され、

さらに家族葬で会社や近所の方々に内緒でされたい方には人気が

無くなってきた宮型霊柩車ですが、興に乗ってあの世に行くという

葬送文化の中では非常に価値が高いものがあります。

輿は古来より、神様や高貴な方の乗り物であり、一般庶民にとっては

憧れの乗り物です。幾多の困難を乗り越えて生きてきた最後に

輿に乗せてあげるのは故人に対する最大級の敬意でもあるのです。



このままではいずれ宮型霊柩車は消滅をしてしまうでしょう。

歴史的な価値の高いこの車を維持していく為には我々のメンテナンス

も大切ですが、そもそもお客様からの需要が最も大切なのです。








  

2015年07月27日

60歳を超えても

いわゆる「老人」とは何歳から?

という問いに対し、法律では、老人福祉法が「65歳以上の者」と

しているほか、国民年金法でも「老齢基礎年金の支給は65歳に

達したとき」などとなっています。

しかし、現在では65歳は元気な現役そのものであり、平均寿命も

グーンとのびた今の時代に、この年齢以上の人たちを一概に

「老人」「お年寄り」とするには無理があるようです。

65歳以上でも、今や第一線で働いている人たちが多くいますし、

各地で65歳から入会できる「老人クラブ」に入会をする高齢者が

激減し、クラブそのものが解散をしているのが現実です。




フューネでは還暦を過ぎた60歳以上の社員が多数います。

活躍の場は葬儀の第一線でまだまだ頑張ってくれる方が

大半です。若者では決して太刀打ちできない人生経験に基づいた

接客姿勢にはお客様に「安心」をもたらしていることも事実です。

会社の推進力としてのパワーは若い社員が担うことが絶対条件

ですが、お客様目線の細やかなおもてなしはフューネの

「感動葬儀。」には必要です。

ちなみにフューネの最高齢社員は80歳を超えています。

夜間専門の会館管理業務を担って頂いていますが、20歳の社員と

一緒に仕事をしている現場を見ると本当にどちらが若いのかと思って

しまうほど、元気溌剌なのです。




60歳を超えて働く社員の共通点は第一に「健康」であるということ。

そして、「思考がポジティブ」なのです。

どんな苦難に直面してもいつも前向きであり、若い社員のほうが

ネガティブなことのほうが往々にしてあるのです。

思考が前向きな時は絶対にやがてくる「死」を忘れることができます。

だからこそ、いつも「前向き」な思考方法の訓練をしておくことが

大切です。そして、いつも「死」を身近で見つめることができる

葬儀社の社員だからこそ、どんなときも「ポジティブ」でいなければ

ならないのです。














  

Posted by フューネ三浦 at 08:17 │フューネ(会社)のこと

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2015年07月25日

気が付けば早10年

最近、同級生・同世代の経営者の仲間が次々に社長に昇進され、

ご案内状が届きます。

大抵の場合は親の後を継いでの社長就任ということで、社会人に

なってからいわゆる修行といわれる余所のメシを食べに行き、

会社に戻って社長になる為の研修期間を一定期間を過ごし、

仕事上での実績を作り、いよいよ社長ということなのです。

社長になる為には単に仕事が出来るということだけでは全くダメで、

人間としての魅力と人脈が必要です。ちょうど40歳前後というのは

社長になるのには適齢な年齢なのでしょう。





早いもので今年の9月末で私は社長に就任してから満10年

になります。

30歳で社長になり、40歳で社長業10年。

気が付けば社長業もベテランの領域に達しています。

30歳で社長になった頃は本当に私自身も右も左も解らなくて、

思えば右往左往していました。道筋が解らないままとにかく「必死」

でした。今思えば懐かしいのですが、同世代の経営者がこれから

代替わりという中で10年の先行は結果的に私にゆとりを与えて

くれました。





「石の上にも3年」

という有名な格言がありますが、経営を知るという点では3年では到底

足りず、10年経って最近やっと道筋が見えるようになってきたのかと

思うようになりました。私も今年でまだまだ40歳。

まだまだ社長交代は遠い未来です。

30代で学んだ様々なことを40代で花開くようにこれからも驕る

ことなく精進して参ります。










  

Posted by フューネ三浦 at 09:23 │フューネ(会社)のこと

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2015年07月23日

供養の期間

「あなたの最後の親孝行
一緒に考えてみませんか。」


これはフューネのテレビCMのナレーションですが、お葬式は

最後の親孝行であることの啓蒙活動は今後も続けていきます。

本来親孝行は親が生きている間にしなくてはならないものなのですが、

親が亡くなって初めて後悔する方がほとんどなのです。

その為、葬儀が終わり、お棺の蓋を開けて最後のお別れをする時には

大抵の場合、「懺悔」「感謝」の言葉に埋め尽くされます。

子にとって親の存在は当たり前であり、失って初めてその大切さに

気づくものです。幸い私の両親はまだ健在ですので、私自身も

本当の意味で親の有難さを理解していないものだと思うのです。

生前に親孝行が出来なかった後悔はお葬式をすることで、後悔と

いう気持ちを薄れさせることができます。

そして、本当の意味での親孝行は死後の供養をするということ

なのかもしれません。

年忌法要には一周忌・三回忌・七回忌 ・十三回忌 ・十七回忌

・二十三回忌二十五回忌 ・二十七回忌 ・三十三回忌
とあります。

今では3回忌くらいまでしか親戚を呼んで法要をすることをしない家が

増えてきましたが、年忌法要をいつまでやるのかという質問に今でも

一番多い答えが33回忌なのです。もちろん年忌法要は33回忌で

終わりではなくて50回忌・100回忌とあるのですが、なぜ33回忌で

多く方が一定の区切りをつけるのかという疑問が湧いてきます。

諸説あるのですが、33回忌というのは

子が亡くなるタイミングだからです。

実際に親の50回忌を子が施主で行うケースは極めて稀ですし、

100回忌に至っては孫・ひ孫の代でも怪しいものです。

つまり、子は生きている間の期間がおよそ、親の死から33年くらい

であり、親の供養は子は生きている間に行う親孝行なのです。



近年、お葬式に簡素化に伴い年忌法要までもが、簡素化の傾向です。

法要の大小は関係ありませんが、自身の元気な内はお墓参りや

朝晩の仏壇のお参りなど、自分自身のペースで供養することが、

一番の親孝行なのかもしれません。










  

2015年07月21日

わずかな違い

決して上手ではないのですが、私も時々ゴルフをします。

普段ほとんど練習もしていないでいきなりプレーする訳ですが、

一ホール毎のスコアは一打くらいしか変わらないのです。

しかし、その一打、一打の違いが18ホールを終わった時に

18打差となって大きく差が開いているのです。

上手い、下手の違いなんてゴルフの例のように本当にわずかな

違いだけなのです。



フューネの売り上げを1%を上げようとするのは簡単そうで簡単でない

のです。フューネの場合1%を上げるのに1000万円の売上が必要で

あり、売上3%を上げるのに3000万円を必要とします。

しかしながら、わずか1%の売上が下がっただけで利益はそれ以上、

下がることになり、本当に気が抜けないのが会社の経営なのです。

消費税が5%から8%に増税されただけで家計への負担が重たく感じて

いる方が多いはずですから、わずかな違いだとは決してバカには

できないでしょう。




葬儀社の実力も優良であるところとそうでないところの実力の差は

一つ一つはわずかな差なのです。しかしながら、わずかな違いが

満足度に直結していることはまぎれのない事実です。

お客様から支持をされている葬儀社は葬儀のサービス全体から

見ればわずか1%のことでも真剣に拘っています。

たかが1%とは思っていないのです。

わずかな努力の差が大きな違いになってしまうこと・・・

学校で習ったはずなのですが、出来ていないことが多いのも事実です。

一日の成長はわずかでも時間が経てば大きな差となる。

これを実感させて頂けるフューネの歴史が会社の宝です。



  

Posted by フューネ三浦 at 09:22 │フューネ(会社)のこと

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2015年07月19日

日本遺産

フューネは昨年、福井県小浜市に福井支店を設立し、主に

広告代理店業務をしています。

今回、福井県小浜市・若狭町の

「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~御食国若狭と鯖街道~」

が日本遺産第1弾に認定されました。

【日本遺産とは】
 文部科学省が平成27年度に創設した国の新制度。
 日本の伝統や文化を世界にPRする「クールジャパン」戦略の一環で、国内の文化財を共通の特徴ごとにまとめて認定し、国内外に発信することで、地域の観光振興など活性化につなげることが目的です。
 4月24日(金)に第1弾として18件が認定、発表されました。


これを受け、フューネ福井支店が日本遺産の広告業務の一部を

受注し、この度、デザイン制作をしたポスターが完成しました。

これが下の写真




小浜に行ってみたくなるようなイメージと日本遺産の権威を

表現できたかなと思っています。

これからも日本遺産のPRがお手伝いできればと思います。




お葬式で培ったノウハウを広告の部分に落としこんで始めた

広告代理店業ですが、徐々にお仕事が増えています。

これからも様々な地域や会社の発展に役立てればと思います。



福井県小浜市。今の季節は最高のベストシーズンです。

歴史的な建造物もあり、海もあり、そして海産物の美味しい小浜市に

一度足を運んでみてはいかがでしょうか。





  

2015年07月17日

お尻の約束

約束の時間を守るということは人としての当たり前の行為であり、

相手から信用を勝ち取るには絶対に時間の約束は守らなければ

なりません。フューネの社員としては3つの約束事を守ることを義務

としており、そのうちの一つが「時間を守ること」

なのです。

ちなみに他の2つは「挨拶をする」「掃除をする」

二つです。この3つの約束事は社会人としては基本中の基本です。



時間を守らないで遅刻をしてくる人は少なからずいますが、遅刻をして

も平気な顔をしているのは本当に失礼なことです。

時間を守らないのは自分の時間を失うのではなく、

相手の時間を失うことなのです。仮に20分遅刻をして

しまい、相手が3人居ればそれは60分の時間を失うことになるのです。



「遅刻をしない」ということは多くの人は意識をしていると

思いますが、意外に意識をしていなくて守られていないのが

「お尻の時間」です。

予定をしていた時間を大幅に超えても平気でしゃべり続ける方は

結構たくさんいるものです。

特に忙しい時は以後の予定が遅れることになってしまうのです。

せっかく良い講演をされても予定の終了時間を超えてもまだ話続けて

いる講師は最終的なお尻の時間を守っていないのでマナー違反で

時として良い印象が悪い印象になってしまいます。

このようなケースは本当にもったいないのです。




葬儀において「お尻の時間」を守るのは本当に至難の業です。

お寺様のお経が長い時や会葬者が多い時は要注意です。

そして、お亡くなりの方と最後のお別れに対してはできる限り、

こころゆくまで、そして納得できるまで時間を使って貰いたいのです。

それを叶えることによってお尻の時間をオーバーしてしまうことは

「仕方ない」では済まされません。

仮にお客様が納得できた最後のお別れができたとしても、今度は

火葬場の受付時間に間に合わないといった事態に陥ってしまうのです。




結局のところ、時間を守らないと多くの人が迷惑をします。

私は遅刻をしないといって言っていてもお尻の時間を守らなければ

時間を守ったことにはならないのです。















  

2015年07月15日

職人気質

葬儀の仕事にはかつて「職人」と言われた専門職のような人々が

多数存在をしていました。現在のように葬儀会館でのお葬式が

まだ少数派であった頃、葬儀を行うメインの会場は寺院や自宅でした。

葬儀専用の会場でない場所を葬儀の設(しつら)えにする為には

迅速にしかも一定レベル以上のクオリティをもった技術が必要でした。

幕張り職人・テント職人といわれる職人さんは葬儀設営の主役であり、

彼らの活躍なしでは葬儀設営には支障をきたすものでした。

彼らの仕事は精密で、こだわりがあり、完成品はお客様から驚嘆の

レベルの仕上がりであったのですが、いわゆる

職人気質(かたぎ)というものは相当なものでした。

職人気質とは読んで字の如く、職人に特有の気質です。

自分の技能を信じて誇りとし、納得できるまで念入りに仕事をする

実直な性質が故に組織の理屈とか世の中のルールを時として無視を

される存在でした。挨拶をしても返ってこないのは想定内ですが、

時として原価を無視した設営やこだわるが故に繰り返しのやり直しで

時間をオーバーして納期を守れないといったことも多くありました。



葬儀屋が葬儀社として事業が拡大していく中でいわゆる職人さんと

呼ばれる人々は肩身が狭くなっていったのです。

企業となっていく過程の中では個々の技術を捨ててでも全体の

調和を求めるようになり、全社的なサービスのクオリティーを統一

する為に、レベルの低いところで合わせるといったことが大きな企業

であればあるほど求められたのです。加えて葬儀会館の台頭は

職人なしでも葬儀が出来るようになったという点では革命でもあり、

結果的に職人気質の社員が組織になじめずに辞めていく結果になって

いったのです。




今、オーダーメイドの葬儀こだわりの葬儀

求める消費者がまた増えてきました。これらのお客様には画一的な

サービスでは絶対に満足をしてくれません。こだわりの葬儀という

商品を提供する為には職人がまた多数必要なってきたのです。

葬儀の業界の中でまだまだ必要とされる多くの職人さんですが、

これからも必要され続ける為には職人気質は無くしてはならない

アイデンティーですが、お客様との調和や一緒に働くクルーとの

調和も必要なのです。




社長としてはクオリティの維持には職人は絶対に必要ですが、

時折、見せる職人気質には組織の調和という点で悩まされて

いるのです。おそらく業種業態を問わず、日本中、いや世界中の

企業の共通した悩みなのかもしれません。

  

2015年07月13日

中日新聞に掲載されました。

7月7日付中日新聞豊田版にフューネの記事が掲載されました。



地元において中日新聞の威力は絶大で、掲載の日は会社にも

お問い合わせや友人・知人・取引先の方からの電話やメールが

多数寄せられました。

どうやら、豊田市だけでなく西三河エリアの地域の全域で見ることが

できたみたいです。

さらに、街を歩いていると知らない方から「新聞見ましたよ」と

声をかけられました。しかも一人ではなく数人です。

本当に地元密着の新聞の影響はスゴイものです。



記事の通り、悲しみを癒し、遺された人が立ち直り豊かな人生を

送って頂きたいという願いを心を震わす「感動葬儀。」

提供することによって実現する為に、地域社会にとって必要と

言っていただける企業としてこれからも精進して参ります。  

Posted by フューネ三浦 at 08:18 │フューネ(会社)のこと

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2015年07月11日

作り手の心意気

意外に知られていないことですが、フューネでは葬儀の祭壇を

自社で制作しています。グループ会社に花一という花屋さんが

あるのですが、主に供物としてお供えをする生花・果物籠などは

花一の担当になりますが、葬儀のメインの飾りとなる祭壇はフューネの

社員が制作をします。一般的に葬儀社は祭壇の部分は花屋さんと

共同制作というところが多く、花だけで創る総生花祭壇に至っては

花屋さん任せというところが多いのです。なぜそのような方式になる

のかというと葬儀社に花を扱うノウハウがないからです。

フューネは花屋出身の葬儀社ですから、そもそも葬儀のノウハウが

確立される以前よりずっと前から花を扱うノウハウがあり、

生花店創業から60年経った今でも脈々と技術の伝承が受け継がれて

きています。






葬儀社として花を扱う会社も全国的に多数ありますが、多くの場合、

祭壇を設営する生花部が祭壇を施行を司る施行部が葬儀の担当をと

仕事が分離していますが、フューネの最大の特色としては葬儀の

担当者が直接祭壇の制作することにあるのではないでしょうか。

上の写真の両名はフューネを代表する葬儀担当者であり、

厚生労働省認定1級葬祭ディレクターの資格保有者です。

自身の葬儀の担当のお客様を自らの手で祭壇を設営するのです。

自分の担当するお客様の細かいリクエストやお亡くなりになられた

人となりを自身の手で表現できることは花屋さん任せの葬儀社では

絶対に出来ない芸当です。作り手の心意気をストレートに表すことが

可能なのです。




どんなものでもモノをモノとして捉えるのではなく、モノに気持ちを

込めることが大切なおもてなしの要素です。

フューネの祭壇は花屋出身の葬儀社としてのアイデンティと

葬儀の担当者が故人の為に使う花の色はカタチはと真剣に考えた

心のこもった祭壇です。

祭壇はただ大きければ良いということでもありませんし、贅を尽くして

高級な花材を使用すれば良いというものではありません。

茶の世界のように亭主が客人をもてなす時のように、客に合わせて

花を活けるような感覚が必要なのです。しかしながら、プラン内の

画一的な花を提供している葬儀社は残念ながら多いのも事実です。

フューネの祭壇の作り手たちはお客様からの予算は守りつつ、

ひとつひとつ手作りで世界に一つしかない祭壇を作りあげて

いくのです。










  

2015年07月09日

家族の物語



フューネのキャラクターは個々に名前があるのではなく、

ファミリーネームのみです。

遺伝子という意味を持つ「ジーンファミリー」

として先日名前を公募し、付けて頂きました。

なぜ、個々の名前でなくファミリーネームの募集になったのか。

それは、葬儀社として「この世で一番大切なものであること」

として伝えたいものが「家族」だからです。

家族はあまりにも身近すぎて、身近にいることがあたりまえ過ぎて

普段の生活の中で大切さやありがたさを忘れてしまいがちになって

しまうものです。言い換えれば失わなければ気づかない大切なもの

なのでしょう。

お葬式の現場では失って初めて後悔の念に直面している家族が

数えきれないくらいいるのです。



フューネでは「お葬式は最後の親孝行」

というキャッチコピーを使用しています。

本来ならばお葬式前に最後の親孝行をしなければならないのに、

多くの人々はそれが出来ず、失って初めて気づく大切なものに

ラストチャンスとして親孝行が出来るのがお葬式なのです。



「家族葬」という言葉が周知されるずっと以前からお葬式は

家族が中心であり、葬儀の各種儀礼は家族の絆を再確認する為に

存在するのです。

みなさんの家族の物語がお葬式を構成する基本であるのです。





  

2015年07月07日

ゴミとおひとりさま

先日、訪問看護をしている知り合いが訪問先は「ゴミ屋敷」ばかり

という話をされていました。

私の過去で一番ひどいゴミ屋敷の思い出を書いた

2008年4月25日付ブログ記事「ゴミ屋敷の思い出」は壮絶な

現場ですが、そこまででもなくてもいわゆる「おひとりさま」と

呼ばれている高齢者の自宅は食べたコンビニの弁当の容器や

空き缶、カップラーメンの容器が散乱をしていることが多いのです。

そして、孤独死の現場とはほとんどそのような現場です。

なぜ判で押したようにゴミに囲まれたゴミ屋敷なのか。

「片付けられない症候群」であったり、ゴミをゴミと捉えず、

なんでも「もったいない」と資源として捉える人もいらしゃいますが、

多くの場合、一人暮らしで人目を気にしないという理由で、

次第にどこから手を付けた方が良いのか解らなくなり、どんどん

溜まっていくという悪循環に陥っていくパターンが一番多いのです。

さらに、「おひとりさま」でゴミ屋敷になる理由として

びっくりするのは

「ゴミの捨て方が解らない」

という理由も。奥様が亡くなり家事一切をやっていた人がある日を

境にいなくなり、ゴミを何曜日にどこに出したら良いのか、どのように

分別をしたらよいのかといったことがわからないからゴミを捨てずに

溜まっていく・・・嘘のような話ですが、実際に結構このケースは

おひとりさまの男性に多いのだとか。良く考えれば、私もゴミ出しを

妻に任せていてゴミ出しの仕方が解らないのでこのままではこのような

ケースになる予備軍です。



そもそも高齢になると動くことが億劫になり、片付けが簡単で無くなる

ものです。葬儀社の立場から言えば、放置しておくことは孤独死を

増やすだけですから、おひとりさまのゴミ対策は地域や職域を超えて

サポートをしていかなければならない社会問題なのです。



  

Posted by フューネ三浦 at 09:02 │お葬式の知識

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2015年07月05日

研修生



上の写真はフューネの新入社員がつけている名札です。

フューネの社員として最低限知らなければならない基本的な事柄を

マスターしていない内は「研修生」という目立つ名札を

付けています。

「研修生」だけでは可哀そうだから、名前を入れて欲しいという

フューネの社員からの要望もありますが、まだまだお客様に名前を

覚えて貰うに値するサービスが提供できない内は名乗るに及ばないと

いうのが私の考えから写真のとおり、「研修生」のみの表記です。

「研修生」という名札はすべてはお客様の為に付けています。

本来、フューネの制服を着ていれば、お客様からすればすべてが

葬儀のプロである訳です。結果的に葬儀の相談やお問い合わせに

対し的確な答えを出さなければならないのです。

しかし、「研修生」という名札を付けた社員に対してはそもそも

難しい質問はされませんし、仮に質問に対する対応が的確でなくても

お客様が許してくれるものです。

それどころか、「頑張ってね」というありがたい言葉も

かけて頂くことが頻繁にあり、とてもありがたいものです。

お客様の為と言いながら私たちお客様から恩恵を受けているという

この実態はありがたいのですが、そうかといって甘えてばかりでは

いられません。

本来は研修生レベルのサービスしか提供できない内は現場に出すことは

いけないはずです。しかし幾ら机の上で勉強にしても現場で学ぶことの

ほうが数段、役に立つことが多いのです。

だからと言って、「研修生」だからという甘えをお客様に強いることは

本来絶対にあってはならないのです。特に葬儀というお亡くなりの方に

とって一生に一度きりのやり直しが効かないという特性上、研修生が

葬儀担当を持つことが本来やるべき判断ではありません。




フューネのサービスの質が上がれば上がるほど、実は研修生の実地訓練

をする機会が減っています。これでは将来会社を担う人的な資源を確保

できません。フューネでは悩み抜いた上で通常のサービスレベルの

価格帯よりもはるかに割安のサービス価格帯の商品をご用意しました。

但し、このお葬式は研修生の実地訓練の場として使用しています。

つまり訳アリ商品です。しかし、葬儀の担当をする以上、一定レベル

以上のクオリティは保証しますし、研修生が一生懸命担当をする為に、

お客様の満足度は非常に高いのが実情です。

あくまでフューネのクオリティから比べれば若干劣るだけであり、

多くの他の葬儀社から比べれば、品質には自信があります。




一概に「研修生」と言っても新入社員ばかりではありません。

私も社長として未だに研修中ですし、役職を頂くことで研修は自動的に

はじまります。研修生にとって絶対に忘れてはならないのは

「向上心」であり、「一生懸命さ」なのです。

これがなければ、お客様に大変な失礼だけを与えている最悪の

状態ですから。






  

Posted by フューネ三浦 at 09:39 │フューネ(会社)のこと

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2015年07月03日

月刊仏事 7月号に掲載されました。

供養業界の業界誌で最大規模である月刊誌「仏事」

私のインタビューが掲載されました。



今月号から始まった「全国供養〈最新〉事情」という

特集記事で、今号の愛知県が全国第一号。



地域の葬儀社というコーナーで取り上げて頂きました。

よろしければご覧ください。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:37 │イベント&ニュース

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2015年07月01日

北海道にて 6月

先日3月に引き続き青年会議所の現地調査で北海道に

行ってきました。

今回もぎっちり現地調査・視察・打ち合わせの予定が入っており、

観光する時間はありませんでしたので、楽しみといえば

食べること。ということで3月に続いての第2弾を報告します。


前回の記事はコチラ↓(3月25日付ブログ記事「北海道にて」)
http://fune.boo-log.com/e310519.html



まずは千歳空港を降りて、千歳市内「とんすけ」

豚丼。真狩村のハーブ豚を使用した、自慢の豚丼ということで本当に

今までに食べたことのないクオリティーの豚丼でした。






翌日は士別市でハンバーグ。

カフェラウンジ 「ヒルサイドボックス」という

とてもおしゃれのお店でした。

ロケーションも最高ながら、味も最高。。。

こだわりのデミグラスはおかわりしたい味でした。




夜は3月にも行った士別市の居酒屋「でめ金」さんへ。

とてもお魚が美味しいお店です。





観光地では決して食べることの出来ない魚の美味しさに満足。

そして、士別産の羊サフォークは羊肉の中でも臭みもなく、

最高級品です。




翌日、士別市のしずお農場の「レストランμ」で、

羊の骨でダシをとった味噌ラーメン。

おそらく日本でもここだけという羊骨らーめんです。




おいしいのかと言われると美味しいのです。

まろやかなスープです。

おまけで千歳に食べたみそラーメンもこれはとても美味しかった。



一日にみそらーめん2杯でした。



  

Posted by フューネ三浦 at 08:28 │社長のプライベート

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