2015年05月28日

ダイヤモンド



上の写真は今年、フューネのあるお客様からのご依頼でご遺骨を

ダイヤモンドにして、指輪をして加工したものです。

フューネが「ご遺骨でダイヤモンド」に加工する

サービスを始めて早10年が経過しました。ご遺骨をダイヤモンドに

しようと思われるお客様は葬儀を施行したお客様の全体からみれば、

少ないのですが、確実に人気の供養の一つとして成長してきました。



ダイヤモンドと言ってももちろん本物のダイヤモンドではなく、

人工のダイヤモンドです。

人工ダイヤモンドの歴史はフューネが提携しているStayforever社

ホームぺ-ジに解説がありますのでそのまま引用します。

このダイヤモンドの製法「高温高圧方式HTHP」はアメリカで発明され、1953年にアメリカのGE社によってこの高温高圧法は特許化されました。 これが人工ダイヤモンドの始まりであり、それは今のGem Quality宝石レベルになるまでは、様々なステージを紆余曲折してきました。

アメリカはこれらを工業ダイヤとして使用することに決め、ダイヤモンドの加工をダイヤモンドで擦るという方式に変え、第2次産業改革の目玉に据えて 開発、また使用をしてきました。 それが冷戦後のソ連において、ソユーズ計画が解体化された後のロシア科学者たちが、食べていくためにこの研究を急速に始め、その宝石的価値を高めていきました。

1990年代においてそれが完成し、インドの王族や、その他の資産家において1000年の夢のまた夢であった人工的に作られたダイヤモンドがこの世に誕生したのです。

アメリカ人の青年がそれを遺骨から作ると言うことに着目し、今の遺骨ダイヤモンドは2003年に世に出ることになりました。

ただ現実にソビエトが亡くなった後のロシアにその開発資源はなく、今の高度な人工ダイヤモンドは、スイスかドイツに限られるようになってしまいました。

現在スイスに2カ所の高精度のダイヤを造るラボが存在します。アルゴダンザ社と私どもです。またドイツ国内においても研究施設が数カ所に置かれています。いまでもロシア国内に生産拠点は残っていますが その製品のクオリティはその頃から変化成長はしていないようです。それは色の変化や内包物除去の問題です。日本でも名のある数社によってそのレベルの低いロシアダイヤモンドが発売されているようで批判されているケースも生じています。

私どものStayforeverはドイツ国内で研究したものを、スイスのニューシャテル地方に持ち込んで開発生産を行っています。

今市場にあるスイス製と呼ばれるものも、全てはスイスで精製されているものではなく、他のロシアなどに生産委託している実態があります。ましてアメリカ製というものはそもそも存在しておらずほぼロシア生産というのが実状です。 我が社の価値は、その遺骨からの炭素精製、炭素からの高温高圧式でのダイヤモンド昇華、またその加工から研磨、詳細に至る検査という過程を 全て同じ敷地内で行っていることです。これは世界でもここにしかない唯一ものだと自負いたしますし、何よりの安心材料であると考えています。

大切な方の、大切なご遺骨を預かるにふさわしい施設を持っていること、また完全な施設の中で精製されるダイヤモンドを、信頼のダイヤモンドとお呼びいただきたいと考えます。



ダイヤモンドをお勧めしているのは愛情たっぷりの夫婦のどちらかが

亡くなった場合。

そして、子供さんを亡くした親御さんに。

私が印象的なお客様は40代でお亡くなりになられたご主人の遺骨を

ダイヤモンドにして奥様が身に着けたところ、娘さん2人が

「私たちも」ということになり、2つ追加注文されました。

上記のお客様の例のように、一軒のご家庭で複数のダイヤモンドを

作られるケースは珍しくはないのです。

どちらせよ、ダイヤモンドは「愛情」の証

亡くなっても愛する人がいつもそばにいると思うことが出来、

これまでにダイヤモンドを作って頂いたお客様からはほぼ

「満足」というありがたいお声を頂いています。


詳しくはコチラをご覧ください。
下の画像をクリック



2008年1月12日付ブログ記事「ご遺骨はダイヤに」
http://fune.boo-log.com/e6673.html