日々の出来事から葬儀に関するおはなしまで盛りだくさんの話題をお届けします!!
2015年05月20日
計算
仕事をしていると私たちは絶えず何かしらの計算をしていることに
先日、ふと気づきました。
経営者は絶えず、年間を通じて「今日の売り上げ」を365回
足し算をして係った経費や人件費を引き算をするのが
習性になってしまっています。
数値目標対してはあとどれだけと引き算で考えるようにしていますし、
足し算と引き算は物事を判断するには基本的な計算です。
葬儀の現場では足し算、引き算はもちろんですが、意外に掛け算、
割り算を多用することが多いのです。
お客様に葬儀で振る舞う食事や香典返しについては単価に
必要数を掛け算して報告しなければならないですし、一見
足し算の集合体に見えることがあっても10個、20個、50個、
100個と同じ物品を使用することが多い葬儀備品では掛け算で
説明したほうがお客様にはわかりやすいのです。
また、一個の籠盛りのフルーツを引き出物としてお持ち帰り頂くときは
基本的に割り算で人数分を用意しなければなりません。
葬儀の会場設営においても50人に休憩をして頂くスペースを作る
ならば6人掛けのテーブルがいくつ必要かという判断は割り算
なのです。
葬儀の担当者ならではの大事な計算はいうと焼香にかかる時間の
割り出しです。
基本的に出棺時間が決まられているお葬式では会葬者の人数が多い
からと言って時間を遅らせる訳にはいきません。さらに、ご焼香が
許される時間というのは宗旨、宗派によって違いはありますが、ほぼ
決められているのです。
大抵は10分~15分くらいなのです。
その範囲にすべての方が焼香を終えられる為には幾つの焼香香炉を
並べればよいのか?
当日の会葬者の人数を把握して全体的に高齢者や多いのか若い人が
多いかを判断し、一人当たり平均焼香時間を30秒として会葬者が
100人ならば、10分で終わらせるには一つの焼香香炉で20人と
いう計算が成り立ちます。100人÷20人で5個という
答えが導きだせるのです。
ですから、10分ですべての会葬者に焼香をして頂くには最低5個を
並べる必要があります。
さらに、お客様に余裕を持ってご焼香をして頂くことを考えると6個と
並べるということが適当となります。
ただ何気に並んでいるように見える焼香香炉もこうした計算の上で
成り立っているのです。会葬者が少ないのにたくさん焼香香炉を並べて
10分あるお経なのに3分で終わってしまったという結果は
葬儀のプロとしては恥ずかしいミステイクになるのです。
小学校の算数で習うこれらの計算は大人になればなるほど、知らず
知らずの内に使用しているものなのですね。
そして、長年の仕事上の経験から生み出されるのが
「方程式」です。
仕事の内容を方程式に当てはめて考えることが出来るようになれば、
正確な数字を数える手間を省いてもある程度物事が正確に予測できる
ようになるのです。
ここまでのキャリアを積んだ人がいわゆる一人前であり、自然に計算を
出来る人々がお客様から大きな信頼を得ることが出来るように
なって行くのです。
先日、ふと気づきました。
経営者は絶えず、年間を通じて「今日の売り上げ」を365回
足し算をして係った経費や人件費を引き算をするのが
習性になってしまっています。
数値目標対してはあとどれだけと引き算で考えるようにしていますし、
足し算と引き算は物事を判断するには基本的な計算です。
葬儀の現場では足し算、引き算はもちろんですが、意外に掛け算、
割り算を多用することが多いのです。
お客様に葬儀で振る舞う食事や香典返しについては単価に
必要数を掛け算して報告しなければならないですし、一見
足し算の集合体に見えることがあっても10個、20個、50個、
100個と同じ物品を使用することが多い葬儀備品では掛け算で
説明したほうがお客様にはわかりやすいのです。
また、一個の籠盛りのフルーツを引き出物としてお持ち帰り頂くときは
基本的に割り算で人数分を用意しなければなりません。
葬儀の会場設営においても50人に休憩をして頂くスペースを作る
ならば6人掛けのテーブルがいくつ必要かという判断は割り算
なのです。
葬儀の担当者ならではの大事な計算はいうと焼香にかかる時間の
割り出しです。
基本的に出棺時間が決まられているお葬式では会葬者の人数が多い
からと言って時間を遅らせる訳にはいきません。さらに、ご焼香が
許される時間というのは宗旨、宗派によって違いはありますが、ほぼ
決められているのです。
大抵は10分~15分くらいなのです。
その範囲にすべての方が焼香を終えられる為には幾つの焼香香炉を
並べればよいのか?
当日の会葬者の人数を把握して全体的に高齢者や多いのか若い人が
多いかを判断し、一人当たり平均焼香時間を30秒として会葬者が
100人ならば、10分で終わらせるには一つの焼香香炉で20人と
いう計算が成り立ちます。100人÷20人で5個という
答えが導きだせるのです。
ですから、10分ですべての会葬者に焼香をして頂くには最低5個を
並べる必要があります。
さらに、お客様に余裕を持ってご焼香をして頂くことを考えると6個と
並べるということが適当となります。
ただ何気に並んでいるように見える焼香香炉もこうした計算の上で
成り立っているのです。会葬者が少ないのにたくさん焼香香炉を並べて
10分あるお経なのに3分で終わってしまったという結果は
葬儀のプロとしては恥ずかしいミステイクになるのです。
小学校の算数で習うこれらの計算は大人になればなるほど、知らず
知らずの内に使用しているものなのですね。
そして、長年の仕事上の経験から生み出されるのが
「方程式」です。
仕事の内容を方程式に当てはめて考えることが出来るようになれば、
正確な数字を数える手間を省いてもある程度物事が正確に予測できる
ようになるのです。
ここまでのキャリアを積んだ人がいわゆる一人前であり、自然に計算を
出来る人々がお客様から大きな信頼を得ることが出来るように
なって行くのです。
Posted by フューネ三浦 at 08:34
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