2014年11月23日

看取り

がんなどの病気に果てにお亡くなりになられる方は決して

少なくありません。最愛の人が不知の病になり、文字通り命を削って

行く様は辛いものです。同時にこの世で一緒にいられることの出来る

限られた時間は少しでも一緒にいたいと思うものです。

結果的に看病をする時間が長くなり、やがて看病に疲れてしまいます。

不治の病の夫を看病していた奥様が疲労が重なり、体調を壊してしまい

先にお亡くなりになってしまったという事例も葬儀のお仕事を通じて

数回遭遇したこともあります。笑うに笑えない悲劇です。




看取りをすることの重要性が年々注目されていく中で無理のない、

看取りをすることがとても大切です。闘病生活が長期化すればするほど

看病する家族には負担がかかり、毎日朝から晩まで看病していた

のにも関わらず、ちょっと離れた時に最期がやってくるなんてことが

よくあるのです。そして、そのことが後悔に繋がり心に傷を負って

しまうこともあります。臨終の瞬間はテレビドラマにあるような

シーンはまずありえまえん。家族に看取られて死の直前まで普通に

会話してそのまま逝ってしまうなんてことは現実の世界ではまず

ありえないことなのです。ただ、看取りという観点からいえば家族に

囲まれて人生が終わるのはとてもとても幸せなことなのです。













  

Posted by フューネ三浦 at 08:24 │お葬式の知識

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