2014年10月17日

ラブレター

相手の心を動かすには「感動」という要素は不可欠です。

今年、世の女子がもっともされてみたいこととして「壁ドン」

いうものが注目されています。「壁ドン」とは少女マンガから

派生したシチュエーションで強引な男性(※ただしイケメンに限る)

に壁際に追い込まれ、逃げ場なく迫られるもの。

世の女子はシチュエーションを想像しただけでも、思わず胸が

キュンとしてしまうものらしいのです。



「壁ドン」は男子にとって余程、自分に自信がなければ出来ない

テクニックだど思いますが、異性に自分の好きな想いを伝える

のに万人が使えるテクニックは「ラブレター」ではなくでしょうか。

私は自分の「好き」という想いを心を込めて書くことで相手に

伝えたいならば肉筆で書くものと思っていましたが、

どうも最近の学生さんは手書きのラブレターではなく

「LINE」を使うのだとか。

「好き」「愛してる」という言葉だけでなくスタンプも使用できます

からね。「LINE」での愛の告白。今の世情の象徴のようです。



さて、生きている人にはメールやSNSを使用して愛の告白をすること

が出来ますが、お亡くなりになっている方ににはその手法は通用しま

せん。お葬式ではよく手紙を書きます。送る相手はお亡くなりの方、

そして、既に天国に行っているはずの大切な人へ書くのです。

「お父さんありがとう」

「おじいちゃんありがとう」

などという代表的なものから、先に逝かれた奥様が旦那様に最期の

ラブレターを書いたりするケースが多々あります。

そして、その手紙は棺に入れてあの世に持って行って貰うのです。

お棺はあの世までの渡し舟であると思うから、既に亡くなっている方

への手紙も一緒に入れることができるのです。



インターネットを経由してどんなメッセージでも瞬時に送ることが

出来る便利な世の中でもそれは所詮、この世のお話。

あの世に想いを送るには心のこもった肉筆の手紙だけなのです。























  

Posted by フューネ三浦 at 08:21 │日々いろいろ

コメントをする・見る(0)