2014年09月26日

損害の想定が・・・

大手の損害保険会社が10年を超える期間の火災保険の新規契約

引き受けを来年秋にも停止する方針を打ち出しました。

理由は異常気象による建物被害が増加傾向にあり、長期契約での

収支予測が難しくなったためなのだとか。

最長で36年の保険契約は、制度変更後に最長10年となり、

住宅購時に住宅ローンの期間に合わせて長期契約するといった契約は

できなくなるのです。

異常気象がもはや平常になっている現在では、10年先の将来の予測

さえもプロでも想定できない世の中になっているのです。

それなのに、私たちは住宅ローンをはじめ将来を想定しておかなければ

ならない決断をしばしば迫られます。




損害保険よりも生命保険のほうが、さらに想定をするということは

とても難しいものです。

いつ病気になるのか?いつ死を迎えるのか?

これは神様しかわからない究極の命題です。

この究極の命題に対し、あくまでも想定をしておくことで保険という

商品の必要性が見えてきます。さらに、死を想定した時にお客様に

とって有益な情報を提供することに葬儀社が役に立つのです。

もしもの時の金銭的な負担を軽減することができるのは生命保険の

大きな役割ですが、保険のサービスだけは「もしも」には対応

できません。

人の死についてくる死後の膨大な事務作業や仏壇・お墓などの

供養の問題。配偶者を亡くした後におきる「おひとりさま」に対する

心のケアなどなど・・・




現在は情報は氾濫しているですが、氾濫をしているが故に、その人に

とって必要な情報を選んであげるプロの力が必要です。

フューネでは葬儀社としてというよりも人が生きて行くことに対する

すべての情報を整理してお客様に提供するサービスを行っています。

もちろん、すべてを網羅できるだけの知識を擁するだけの力は

ありませんので弁護士・税理士・ファイナンシャルプランナー・仏壇・

お墓などの各専門分野の専門家と連携をしています。お客様が

生きる為に必要などんな情報でも提供できる体制が整っているのです。




生きる為には様々なリスクがあります。当然損害の想定をしなければ

なりません。損害は単にお金だけではないのです。むしろ心の喪失の

ほうが、被害は大きいものです。

「死」を考えるということは自分自身のそれでも大切な人のそれでも

起こるはずの損害にまっすぐに向き合うことなのです。

損害保険でも生命保険でも賄えないリスクに対し、対処する方法を

フューネはお客様に提供しているのです。









  

Posted by フューネ三浦 at 08:39 │お葬式の知識

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