2012年08月31日

おせっかい

最近、世の中から「おせっかい」なおじさんやおばさんというのが、

少なくなっています。

自分の事をさしおいて、他人の事に真剣になってしまう人々。

私の周りには強烈なおせっかいおばさんが複数いますので、

「おせっかい」な人々の習性は本当に良く解ります。





現在は個の時代と言われていますが、個性を尊重するあまり自分自身

の中に他人を受けいれられない方が若者を中心に多くなっています。

他人の意見に耳を傾けない人は「独断専行」型の人間になってしまいます。

昨今のお葬式では「独断専行」型の喪主様が本当に多くなって

きているのです。

お葬式では遺族の周りを取り巻いている人間関係(親族・町内・会社)

の中に必ずといっていいほど「おせっかい」な人が存在するのです。

悲しみに暮れる中で、通夜・葬儀を組み立てていかなければいけない喪主を

気遣い、助言をしなきゃとあれこれアドバイスします。

お葬式におけるこうした「おせっかい」をする人は

「口は出すけど金を出さない」

という存在であり、葬儀社にとっては時として非常にやっかいな存在です。

しかし、「おせっかい」が喪主のお葬式に対する知識不足を補い結果的に

お葬式を成功に導くことを私たちは知っています。



近年、増加の一途をたどっている「家族葬」というお葬式の形態は

「おせっかい」の介入を排除している

ともいえるのです。

悲しい時に人の心に他人がずかずかと入り込んできて

「ああだこうだと口を出されたくない」

と思う人が家族葬というお葬式の形態を好むのです。

地域の慣習や職域というコミュニティーをある程度排除できる

「家族葬」は「おせっかい」嫌いな現代人には今後も支持されていくでしょう。



しかしながら、「おせっかい」のおかげで成功を勝ち取ったり、

幸せを掴む人はたくさんいます。

「良薬は口に苦し」

「おせっかい」を受け入れる覚悟が人を成長させ、「成功」という素晴らしい

称号を勝ち取ることが出来るのですが。  

Posted by フューネ三浦 at 09:00 │お葬式の知識

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2012年08月29日

お客様の声が聞こえない

フューネという会社は本当に多くのお客様に恵まれています。

お葬式を通じて年間を通じ様々なお客様に出会うことが出来て、

葬儀会館には通夜・葬儀にご参列のお客様が年間に

何万人もお越しくださります。

そのお客様からは様々なご注文やお問合せを頂きます。

大抵の場合、お電話かお客様に直接お会いしてという方法です。

お客様からの厳しいご意見も含めて間違いなく私たちに「お声」が

届いています。




しかしながら、近年お客様の「お声」が聞こえないお客様が

増えてきています。

つまり、ネットを通じてしかお会いできない方々。

「お葬式の見積りをください。」

「葬儀会館の地図を送ってください。」

「入社希望ですけど、資料を送ってください。」


そのようなお問い合わせをお客様のお声を直接聞くことなく、ネット上で

やりとりしています。



接客の基本は言うまでもなく「face to face」です。

つまり、お客様の顔を見て、声をを聞いて言葉の陰に隠れた

大事なものを見つけ出し、先回りしておもてなしをすることが必要です。

直接お客様のお声を聞く事のできないネット上のやりとりはお客様の

望んでいる本音が解りにくく、時として重大なミステイクを犯してしまう

危険を孕んでいます。



ネット上のお問合わせはお客様にとって安易で、気軽に出来る反面、

受け手の私たちはこれまで以上にお客様の声を探るスキルが必要です。

これから、良くも悪くも今より増えてくるネット上のお客様とのやりとりを

「感動葬儀。」品質で提供する為に聞こえない声を聞く技術を

身につけて行かなければならないのです。




  

Posted by フューネ三浦 at 09:05 │お葬式の知識

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2012年08月27日

三好いいじゃんまつり

8月25日の土曜日、みよし市のいいじゃんまつり

行ってきました。



豊田市の隣のみよし市のお祭りですが、実は今回が

生まれてはじめての参加でした。



豊田市のおいでん祭りとは違ういいじゃん踊りでしたが、

結構見応えのある踊りでした。



いいじゃん踊りの会場に隣接する三好稲荷閣 大提灯まつり

こちらは子供の頃に来たことがありますが、改めてみると本当に

デカイ提灯です。



屋台の縁日も多数出ていてどこか懐かしい日本の夏祭りといった

風情でした。

近くに住んでいてもなかなか行けなかったのですが、

今年は夏の良い思い出になりました。  

Posted by フューネ三浦 at 09:01 │社長のプライベート

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2012年08月25日

矢先症候群

 
 多くの方が、特にご家族が、「まさか主人がこんなに早く死を迎えるとは思いませんでした」、「まさか家内がこんな年で旅立つとは思いませんでした」とおっしゃいます。そういう意味で、まさかまさかの連続を見ているという感じがいたします。生というものが延長して、その延長線上に死があると思っていたのが、途中で、ああ自分は、自分の家族は、実は死を背負っていたんだなということを実感するわけですね。
 多くの患者さんやご家族と接していまして、私は一つの症候群を発見いたしました。それは「矢先症候群」という症候群です。これは私が何回か医学の論文に書いた私自身のオリジナルなんです。「矢先症候群」というのはどういうものかと申しますと、二つの例を挙げればすぐにおわかりになると思います。数年前に看取った、それこそ63歳の肝臓がんの末期の患者さんが入院してこられたときに、奥様にお話を伺いますと、「主人は本当に会社人間で、一生懸命会社のために働いてきた。そしてやっと定年で退職して、子供たちも独立して、これから2人でゆっくり温泉めぐりでもしようね、そう言っていた矢先なんです」とこう言われるんですね。もう一人の患者さんは、卵巣がんで亡くなられた、この方も63歳の女性の方です。5人の子供さんがあって、卵巣がんの末期で入院してこられたときに、ご主人が言われました。「家内は本当にいい妻であり、いい母親でした。私が仕事で外で忙しく働いている間に、5人の子供を立派に育ててくれました。ついこの間5人目の娘が結婚をして家を出て、2人きりになりました。今まで苦労をかけたので、これから2人でゆっくり温泉にでもいこうねと思っていた矢先なんです」。これが「矢先症候群」です。これまで、生の延長上に死があると思っていた。しかし定年退職とか娘の結婚とかをきっかけにして、何か一段落ついて、今までできなかったことをゆっくりしようと思った矢先に来るんです。これを私は勝手に「矢先症候群」というふうに呼んでいるんですけれども。皆さん、したいと思われることは、あまり伸ばされない方がいいと思います。忙しい生活をしていますと、なかなか難しくて、少し先送りにされる傾向があります。私もそうですけれども。しかし、したいことを早くしておかないと、「矢先症候群」が待っているかもわからない。今、日本人の3人に1人はがんで死にます。この統計は確かなんですね。ですから、大体自分はがんで死を迎えるだろうなと思っておいてまず間違いはない。
 とにかく生の延長上に死があるのではなくて、われわれは一人一人死を背負って生きているのだということを、患者さんから強烈に教えられました。 



上の引用文は医学博士 柏木哲夫(かしわぎてつお)先生が

平成14年7月12日に行われた中京大学公開講座の要約より

一部抜粋させて頂いたものです。

「定年を迎えたら温泉巡りをしよう」

という矢先に起きる配偶者の死に大きな後悔に直面する人を

「矢先症候群」と呼ぶそうです。

フューネのお客様からも

「老後に2人で住む家を建てる矢先だったのに」

「来年、船旅をする予定だったんだ」

「孫と遊園地に行く約束としていたのに」


といった後悔の言葉をお客様より多数頂きます。




「死」は予告なく突然やってくるものです。

ほとんどの人は頭の中で知識として理解していても感情が他人事なのです。

明日、自分が死ぬかもしれないという想定を持って生きている人は

本当に少ないのです。



矢先症候群にかからない為には、

「気づいたらすぐする」

ということを毎日実践するしか防ぎようがないのです。

一日一日精一杯生きることの大切さをお客様から教わっているのですが、

実践することは難しいことです。













  

Posted by フューネ三浦 at 09:04 │お葬式の知識

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2012年08月23日

死を通しての生

この国の歴史と文化を尊重し、近未来の新しい葬送文化を社員と

ともに創生する。すなわち社員自らが『死を通しての生』

より深く感受し思念することであり、地域社会において信頼のある

不可欠企業として存在し続けていくことである。



上記の文章はフューネの経営理念です。

フューネという会社がなぜ存在するのか。なぜ経営し続けているのか。

ということを一文でまとめてある経営理念はフューネの社員が目指すべき

行動をまとめた社是とともに会社の幹ともいえる大切なものです。



フューネの経営理念では「死を通して生」ということが

特に強調されています。

「死」を通じて見える生きるということの尊さや命の重さを実感することが

とても大切であり、特に葬儀という仕事に携わるフューネの社員にとって

は絶対に必要なことなのです。




生きている以上必ず平等にやってくるのが「死」であり、

誰もが避けては通れないものです。

避けて通ることが出来ないならば、やはり「死」のことを避けずに

真正面から見つめる必要があるのです。

そして、「死」について調査・研究すると誰しもが必ず同じゴールに

辿りつくのです。

そのゴールとは「死は生なり」

一見矛盾しているように思えるゴールですが、私たちは「死」というものがある

からこそ、生きている時間が限りある時間となり1分1秒を無駄にした

生き方はできないのです。




フューネでは「死を通しての生」を一人でも多くの皆さまに

実感してもらいたい為に「人生ファイル教室」

毎月必ず開催しています。

参加者が必ずと言っていいほど「参加して良かった」

言って頂けるセミナーですが、なぜ良かったと言っていただけるのかというと

セミナーの中で自分の「死」を想定するところから始まるから

なのです。

「死」を想定し、これまでの人生を振り返りこれからの人生の設計をするから

「死」までのこれからの人生が有意義なものになっていくのです。

直近では9月12日 午前10時より「人生ファイル教室」を

開催します。

まだ、参加されていない方は是非、「死を通しての生」

実感してください。



「人生ファイル教室」参加要項くわしくはコチラ↓








  

Posted by フューネ三浦 at 09:06 │お葬式の知識

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2012年08月21日

愛知の社長.TVに出演しました。




この度、インターネット上の番組

「愛知の社長.TV」に出演しました。



愛知県の社長が出演する番組ですが、愛知県を代表する有名企業の

トップが出演されています。

番組を通じてブログでは伝えられない想いが伝われば良いと思います。

  

Posted by フューネ三浦 at 09:00 │フューネ(会社)のこと

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2012年08月19日

いじめている君へ

久しぶりに感動を覚えた文章に出会いました。

大津市のいじめ事件を筆頭に今、いじめ問題が社会でクローズアップ

されている時に、小学校6年生の女の子が書いた文章があまりにもいじめ

の本質をついていて驚きです。

この文章は朝日新聞の連載企画「いじめと君」のシリーズで

最後を飾った小学6年生の春名風花さん(11)という女の子の文章です。

内容は以下の通り

■君、想像したことある?

 ぼくは小学6年生です。タレントだけど、ふつうの女の子です。

 今から書く言葉は君には届かないかもしれない。だって、いじめてる子は、自分がいじめっ子だなんて思っていないから。

 いじめがばれた時、いじめっ子が口をそろえて「じぶんはいじめてない」って言うのは、大人が言う保身(ほしん)のためだけじゃなく、その子の正直な気持ちじゃないかなと思います。

 ただ遊んでいるだけなんだよね。自分より弱いおもちゃで。相手を人間だと思ってたら、いじめなんてできないよね。感情のおもむくままに、醜悪(しゅうあく)なゲームで遊んでいるんだもんね。

 ぼくもツイッターでよく死ねとか消えろとかブスとかウザいとか言われます。顔が見えないから体は傷つかないけど、匿名(とくめい)なぶん、言葉のナイフは鋭(するど)いです。

 ぼくだけでなく、時には家族を傷つけられることもある。涙が出ないくらい苦しくて、死にたくなる日もあります。

 けれどぼくは、ぼくがいくら泣こうが、本当に自殺しようが、その人たちが何も感じないことを知っている。いじめられた子が苦しんで、泣いて、死んでも、いじめた子は変わらず明日も笑ってご飯を食べる。いじめは、いじめた人には「どうでもいいこと」なんです。

 いじめを止めるのは、残念ながらいじめられた子の死ではありません。その子が死んでも、また他の子でいじめは続く。いじめは、いじめる子に想像力(そうぞうりょく)を持ってもらうことでしか止まらない。

 いじめゲームをしている君へ。

 あのね。キモい死ねと連日ネットで言われるぼくが生まれた日、パパとママはうれしくて、命にかえても守りたいと思って、ぼくがかわいくて、すごく泣いたらしいですよ。この子に出会うために生きてきたんだって思えるくらい幸せだったんだって。それは、ぼくが生意気(なまいき)になった今でも変わらないそうですよ。
想像してください。君があざ笑った子がはじめて立った日、はじめて歩いた日、はじめて笑った日、うれしくて泣いたり笑ったりした人たちの姿を。君がキモいウザいと思った人を、世界中の誰(だれ)よりも、じぶんの命にかえても、愛している人たちのことを。

 そして、その人たちと同じように笑ったり泣いたりして君を育ててきた、君のお父さんやお母さんが、今の君を見てどう思うのか。

 それは、君のちっぽけな優越感(ゆうえつかん)と引き換(か)えに失ってもいいものなのか。いま一度、考えてみてください。(はるな・ふうか=タレント)
     




いじめる側の気持ちといじめられている側の気持ちがこれほどわかりやく

まとまった文章が今、話題になっています。

この文章を読んだ人の意識が変わり、この世の中で少しでも

いじめが無くなれば良いと思います。





「世界中の誰(だれ)よりも、じぶんの命に

かえても、愛している人たちのことを。」


文章の中で指摘記載されているようにいじめる側もいじめている側も

このことが理解ができるならば、いじめに遭い残念ながら自らの手で

命を落とす人が絶対に減ると思うのですが。








  

Posted by フューネ三浦 at 09:07 │日々いろいろ

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2012年08月17日

第一印象

「第一印象で全ては決まる」

ということは誰もが知っていることでしょう。

それくらい最初の印象というのはインパクトが大きく、第一印象が悪ければ

最後まで悪影響が残ります。




お葬式のご依頼をお客様から頂き、病院や老人保健施設に出向く時、

これは何度経験しても慣れない緊張する仕事です。

お客様にお会いするまではこれからどんなお客様と接しなければならないのか

全くわかりませんから本当に怖いのです。

私の昔の経験では病室に迎えにいったら、数十人の怖いお兄さんに

囲まれてしまったということもありました。

本当に冷や汗ものです。

どんなお客様であれ、プロとして対処しなければならない宿命にあるのです。




では、友人・知人など事前に知っているお客様なら安心かというと逆に

縁故のお客様のほうが怖いのです。

病院で出会う時、それはいつもの友人や知人では決してないからです。

いつもニコニコ愛想の良い友人も親を死の前に今まで見た事のないくらい

暗さであったり、普段のように話しかけるだけで突然怒りだしたりします。

本当に悲しみの前に情緒が不安定になっているのです。




私たちがお客様に出会う「第一印象」は本来のお客様の姿ではありません。

本当のお客様の姿に出会うことはお葬式が終わって心の整理がついてから

なのです。

私たちはお客さまを第一印象で判断するととんでもない間違いを犯すことに

なります。

私自身の第一印象がお客様にとって安心感をもたらす結果になれば、

お客様の第二印象がより良いものになることを私は知って知っているのです。
  

Posted by フューネ三浦 at 09:20 │フューネ(会社)のこと

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2012年08月15日

最低限、覚えなければならない仕事

葬儀の業界の中でいわゆる一人前と呼ばれるレベルになるまでに

何年かかるののでしょうか?

というご質問を多くの方より頂きます。

私の経験則からいえば、早い人で最低3年。

普通の成長で5年
はかかるのではないかと思います。

厚生労働省認定1級葬祭ディレクターの受験資格も、

「葬祭実務5年以上」

という条件が要求されます。

1級の試験内容も社葬・団体葬を取り仕切ることの出来るレベルとなって

おり、おおよそのお客様のニーズを満たすことのできるスキルは

1級葬祭ディレクターの資格を持っているかで一般消費者でも判断する

ことが可能です。




フューネ社員は「一人前」と認定されるために

「最低限、覚えなければならない仕事の内容・

作業する心得」というのが社内に存在します。

項目は以下の通り

1.仏教・神道。キリスト教の三大宗教の教義について
2.特に仏教における真宗・浄土宗・禅宗・日蓮正宗の教義について
3.仏教の歴史と各宗旨・宗派の違いについて
4.仏具知識・葬具名について
5.葬祭用品の使用法について
6.死の法律・付随する全般知識について
7.近代葬の役割 自由葬 家族葬の取り組み方について
8.音楽葬と献奏について
9.司会の仕方 テクニックについて
10.遺体の処置 対応について
11.法要の知識について
12.死後の法律について
13.クリーフワーク及びグリーフケアについて
14.生前見積りに関する知識について
15.MC会員システムと特典について
16.香典返しの種類と価格について
17.生花 料理 供養品の商品知識について
18.手元供養の品目について
19.散骨・自由葬について
20.仏壇 墓 供養について
21・アフターケアにおけるサービス項目と法律知識について
22・年忌法要についてのアドバイスについて




本当に覚える項目が広くて深いのです。

葬儀社の商品は最早、「情報」といっても過言ではないくらい、私たちは

様々なアドバイスをお客様に提供しなければならないのです。

これらの知識を習得するために日々勉強をしています。




  

Posted by フューネ三浦 at 09:03 │フューネ(会社)のこと

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2012年08月13日

人は二度死ぬ。

お盆ウィークに突入してみなさんいかがお過ごしでしょうか。

お休みの方は海や山に遊びに行って夏を満喫できる一週間ですが、

私たち葬儀社は毎度のことながらお盆休みはありません。

通常の仕事です。(悲)

せっかくの休みですから遊びに行くことも大切ですが、やはり日本人

としてはご先祖さまの供養を忘れないで頂きたいものです。




「人は2度死ぬ」と言います。

一度目は肉体上の死

すなわち、私たち葬儀社がお葬式を行う時です。

そして2度目の死は人々の記憶から消えてしまう時





人間は忘れる動物です。

ですから、物事を忘れることは良いことなのですが、

自分の大切な人やご先祖さまを忘れることはいけないのです。

自分自身が存在するのは、命のもとである親や祖父母そのまた

上のご先祖さまのおかげなのですから。




日本にはお盆という「命のもとを忘れない」ようにする為の

素晴らしい年中行事があります。

せめてお盆の時だけは普段の忙しい日常生活の中で忘れ気味の

ご先祖さまのことを思い出す時間を作るべきでしょう。

人は忘れない限り2度目の死は永遠に来ないのですから。
  

Posted by フューネ三浦 at 09:00 │四季を愛でる

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2012年08月11日

平成世代

平成元年に生まれた子も今は23歳となり、気がつけば社会人として戦力に

なり始めています。フューネにおいても「平成生まれ」の社員が

日に日に実力をつけてきてすこしづつですが重要な仕事を任せられるように

なってきました。

これからの時代、平成生まれの「平成世代」の若者が会社を牽引して

いかなければ会社の活力が衰退してしまいます。

平成世代の皆さんに活躍して貰わなければいけないのですが、

しばらくは活躍の場を提供する上司が昭和生まれであり世代間の

ギャップがあるのは当然の成り行きです。

上司や先輩は昭和世代の常識が通用しないところを理解しなければ

ならないのです。





平成生まれの社員はゆとり世代であり、ゆとり教育を受けてきました。

ゆとり世代というと第一印象として甘やかされて育ってきたように感じるの

ですが、その側面だけを見てしまうと永遠に理解できないのです。

良くも悪くも「特徴」を理解することが大切だと思うのです。

特に目立つのは「マニュアル以外のことはしない」という

特徴です。「やることはすべて与えられる」という考えが根底にあるので、

言われたことは一生懸命行うのですが、言われた以上のことをやろうと

しないという結果になるのです。

もう一つ、特徴をあげると忙しそうそうに働いている先輩に気を使わせない

ように配慮するなど、空気を読む力に富んでいます

先輩が何か作業をしているとそれが終わるまで声を掛ける事が出来ない

というくらい気を使ってしまっていることもあるのです。



若者の特徴を理解して企業で戦える戦力にしていくことができなければ、

「最近の若者は」という言葉に代表されるようにいつの時代も

上司は不満しか残らず、若者の心は離れて行くという結果になって

しまいます。









  

Posted by フューネ三浦 at 09:02 │フューネ(会社)のこと

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2012年08月09日

熱中症

今年の夏も暑い日々が続いています。

メディアでは連日、熱中症で何人倒れたということを報道しています。

一昔前は日射病の話題ばかりでしたのに、今は熱中症一色です。

温暖化の影響もあり近年、夏は酷暑と呼ばれる暑さが続きますが

私たちは酷暑という現実には慣れてしまっていても身体がついていかない

のでしょう。




フューネでもこの夏、残念ながら熱中症でお亡くなりになられた方のお葬式が

ありました。亡くなられた方もまさか自分が熱中症で命を落とすなんて

想定していなかったはずです。

しかしながら、命を落としてしまう現実と突然襲ってくる「死」の悲しみに

お葬式の現場では悲惨さが漂います。

本当に熱中症を軽くみては絶対にいけないものだと思います。

運動・就労前に内臓の負担にならない程度に出来るだけ多くの水分を取る

という予防をしなければなりません。




お葬式の打ち合わせにお客様のご自宅に行くと35度以上もある日でも

エアコンもつけず、窓を締め切っているご自宅に遭遇することがあります。

そのようなご自宅は大抵は高齢者の方のお住まいで

「暑くないですか」

と聞いても「少し暑いだけ」という答えが返ってきます。

間違いなく体温を感知する能力が下がっているのですが、本当に

熱中症にならないかと心配です。

さらに、エアコンもない中でのお葬式の打ち合わせは本当にキツイのです。

こちらはスーツにネクタイ着用ですから。

お葬式の打ち合わせで私たちが熱中症にならないようにこちらも気を

つけなければなりません。













  

Posted by フューネ三浦 at 09:00 │四季を愛でる

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2012年08月07日

岡崎花火大会2012

今年も友人である永田や仏壇店さんの永田社長のお招きにより、

岡崎市の花火大会に行って参りました。

超特等席の桟敷での花火鑑賞です。

気がつけば毎年必ず、お誘い頂き今年で5年連続です。

すっかり夏の年中行事になってしまいました。











今年も良き夏の思い出となりました。


ところで、〆はやっぱりらーめん

横浜とんこつらーめん【萬福家(まんぷく家)】です。

濃厚とんこつ 三河地区最強濃厚ラーメン専門店!

だけあって深夜に食べるにはちょっときつかったです。



まあ、いつものらーめん仲間がいるとこの展開は想定の範囲内でしたが。  

Posted by フューネ三浦 at 09:15 │社長のプライベート

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2012年08月05日

子を亡くした親

人の一生は人それぞれです。

それぞれの生き方があり、それぞれの人生があります。

「死は平等」であるという格言があります。

どんなにお金持ちでも、どんなに社会的に偉業を成し遂げた人でも

いつか必ず「死」がやってくることを考えれば、

確かに「死は平等」といえるでしょう。




しかしながら、悲しみを目の前にしている人に「死は平等にやってくるから」

という事実は禁句であり、悲しみが邪魔して絶対に理解できない

思考なのです。

特に、子を亡くした親の前ではどんな理屈も慰めの言葉にはなりません。

もしも私たちがお役に立ちたいのなら、近くで何も言わずそーっと見守って

あげることだけです。

子を亡くした親の悲しみは葬儀社の立場でこれまでに多くの悲しみの現場に

立ち会ってきましたが、最も深い悲しみではないかと思います。

特に若ければ若いほど悲しみは深いのです。

悲しくて失神するほど慟哭する姿を見るたびに私たちは

親より先に死んでは絶対にいけないと思います。

そして、それこそが本当の「親孝行」だと実感できるのです。

少なくともこのブログをご覧頂いているみなさんはまだ「この世」にいる

のですから、今のところ皆「親孝行」をしているのです。

「親より一分一秒でも長く生きる」ということ。

日々の忙しい日常生活の中ではあたりまえ過ぎて、ついつい忘れがちですが

本当に本当に大切で大切なことなのです。





  

Posted by フューネ三浦 at 09:05 │お葬式の知識

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2012年08月03日

夏の故人の好物

2010年9月5日付けのブログ記事「故人の好物シリーズ」

ご紹介したカメヤマローソクさんから発売されている「故人の好物シリーズ」

のキャンドルの売れ行きが好調です。

フューネの葬儀会館において、お葬式や法要の際に、故人が好きであった

ものをお供えするということをお客様にご提案すると採用して頂けるお客様が

増えてきたのです。




好物をお供えするということは亡き人を偲び、亡き人を大切にするという

人としての心が見える行為であり、また生前の故人の人柄が映し出されて

とても清々しい気持ちにさせてくれます。



このローソクシリーズにこの季節ならではのものがあります。



スイカのローソク。

 



かき氷のローソク。


夏のお葬式のお供えにはピッタリです。


季節感のある食べ物のローソクも今後も発売されていくことでしょう。
  

Posted by フューネ三浦 at 09:01 │フューネ(会社)のこと

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2012年08月01日

三浦生花店のお客様

今年2012年はフューネが葬祭事業を開始してちょうど40年

40年の歳月の間には本当に多くのお客様に支持をされていると

思うことが多々あります。




フューネにお葬式をご依頼頂く理由で一番多いのは

口コミによる友人・知人の紹介ですが、テレビCM・チラシを見て

というお客様から病院の葬儀社一覧表を見て決めたというお客様。

電話帳やインターネットを見てというお客様。

さらには、他社にお葬式を依頼しようと思っていたが間違えて

フューネに頼んでしまったというお客様まで。

本当にお葬式のご依頼をお客様から頂く理由は人それぞれなのです。



様々のお客様のご依頼頂く理由の中でもっともありがたいのは

「三浦生花店でお花を買っていたから」

という理由でお葬式のご依頼を頂くことです。

葬祭事業を始める前の生花店時代の常連のお客様はご高齢の方が

多いのですが、創業以来ずっとフューネのファンでいてくれることの

証であり、なんと言っても、フューネの社員よりも昔のことを良く知っています。

三浦生花店は現在のフューネの本社が本社であっただけでなく、

豊田市喜多町の駅前通りに店舗があり、その後スーパーの長崎屋の

1階の入り口に出店していました。

その頃のお話を私どもよりも懐かしそうに語ってくれるお客様に長いこと

この地で商売をやっていることに誇りと喜びを感じます。



フューネという会社の信頼と実績が昨日・今日出来たものでは無いことを

改めて実感させて頂ける生花店時代のお客さまはこれからも大切にして

いきたいものです。



豊田市喜多町の三浦生花店 開店の様子。
(現在の名古屋銀行豊田営業部のとなり)
  

Posted by フューネ三浦 at 09:04 │フューネ(会社)のこと

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