2008年08月20日

お米のお話



連日暑い日が続きますが、今年はコメが豊作だそうです。

世界的に小麦・乳製品などの原材料が高騰する中、お米だけは

今年も余りそうで・・・・

日本人の主食であるお米ですけど、今ではあえてお米を食べなくても

お米以外のパンなど美味しいものはたくさんあります。

6月、福田首相が世界的な食料危機の中、減反政策をしている日本の農政

についてのインタビューの中で

「若い人がお米をたくさん食べれば、自給率は自動的に上がる。

まずはそれをやりましょう」


という発言をされ話題になりましたが、私も同感です。

世界的にコメ不足が蔓延する中、コメが余っている日本。

これはちょっとおかしいですよね。

もう少し、お米の文化を推奨してコメが余らないようにしてほしいものです。

全国民が1週間の内、あと1回余分にお米を食べればコメ余りは解消されるという

データーがあるくらいですから。

さて、昔の日本はご存知のように「石高」(こくだか)で経済が成り立っていました。

100万石とか云われてもピンと来ないかもしれませんが、

そもそも、1石とは人間1人が1年間に食べるお米の総量です。

つまり、100万石とは100万人分のコメの量であり、単純にいえば

100万人の人を養える国力となります。

もっとも、実際には家来への禄高の支払いや

戦で使う武具や土木工事などの支払いを

コメでする訳ですから、50万人位の人しか養うことはできませんが。

ちなみに一石のお米が採れる田んぼの面積を「一反」といい

1日に食べるお米が採れる田んぼの面積を「一坪」といいます。 

ちなみに現在の「1反」は約300坪ほどですが、

これは太閤検地で定められた規格であり、

それ以前は360坪あったそうです。

当時は旧暦でしたので一年間は360日

一坪が一日分なら360坪でないと計算が合いませんよね。

さらにおもしろいのは、東北地方のように比較的寒い地域では暖かい地域と比べて

1反の田んぼが大きかったのです。

今でも東北地方の田んぼは同じ「一反」でも広いのです。

一合とは1回分の食事のコメの消費量であり、

1000合=100升で一石となります。

お金も「一石」のお米が買える金額が1両です。

もっとも江戸時代以前は1石=1両であったのですが、

江戸時代にはインフレで1両が現在の価値にして10万円位になってしまい、

コメの価値で回っていた経済が江戸時代末期にかけて

だんだんおかしくなってしまったのです。

江戸時代末期はそのおかげでしばし財政難に陥ったのです。

昔の日本はすべて米が評価基準なのです。

今では1石のお米を食べるのに2年位はかかるかもしれませんね。

世界的な食糧難の現在、お米の価値を今一度見直してみませんか?



  

Posted by フューネ三浦 at 08:58Comments(9)TrackBack(0)お役立ち記事