2008年05月03日

順位

お葬式には大抵、参加者に何らかの方法で弔意を表わすことをします。

仏式の場合は焼香。神葬祭の場合玉串奉奠(たまぐしほうてん)。

キリスト教式の場合は献花が一般的。

通常は喪主を務める方よりご案内する訳ですが、

このあとの順番でもめることもがしばしば。

特に親族間の順位については

「故人からみて血縁の濃い順番で」とご案内していますが、

そもそも、

「人に順位という優劣をつけるのはけしからん。」

という考え方が年々増えてきており、

順位を考える人にとっては頭の痛い問題になっています。

昔はご近所の長老格の方が順位帳を作成し、

葬儀社である私たちとうちあわせをしていましたが今ではお悲しみの深い中

喪主さまの仕事というパターンがほとんど。

順位がなかなか決められず頭を抱えている喪主さまに

「いっそこと順位をつけるのをやめてしまえば」

と助言すると

「そんなことしていいんですか」

というお顔をされます。

そもそもお葬式で司会の者がお名前を読み上げていくサービスは

葬儀屋さんがはじめたもの。昔のお葬式には順位の読みあげなんて

なかった訳で、要は原点に戻るだけのことです。

ですから、 

「無理に順位なんて作成しなくていいですよ」

という助言が出来るのです。

現在フューネのお葬式では順位を読み上げるお葬式と読み上げないお葬式は

丁度半々の割合です。家族葬が増えていく中今後もっと

順位を読み上げないお葬式が増えていくでしょう。

時にはご参列のお客様に

「今日はなんで順位の読み上げをしないんだ。」

とお叱りを受けることもありますが、どうかご容赦を。

最愛の方が亡くなられた悲しみの中、喪主さまが決断された葬儀の仕方ですから。




  

Posted by フューネ三浦 at 09:09Comments(2)TrackBack(0)葬儀関連記事