2008年01月28日

結納



昨日は義理の妹の結納でした。

最近では結納をする人がかなり減ってきました。

かわりに両家が集まって食事だけするケースが増えています。

結婚は当事者同士のものですが、それに加えて

家と家が結びつき新しい親戚付き合いをしていくものです。

結納とは結婚の確約の儀式。両家が親類となって「結」びついたことを祝い、

贈り物を「納」め合うということをいいます。

贈り物の中には様々な縁起ものがありますが、

ご先祖さまへの贈り物も。お線香などを包んで持参します。

ご先祖さままで配慮する気配り。とっても大切なことだと思います。

ご先祖さまがいるからこそ「私」がある。親がいるから今の自分がいるのだと

結納に参加してあらためて考えさせられました。

フューネでは何組もの結婚式をお手伝いさせていただいておりますが、

ご先祖さままで気が回る家族に最近出会うことがほとんどありません。

たまにですが、結婚する若い2人が

ご先祖さままで配慮をしている光景を目にすると感動します。

これから結婚される方は是非、結婚式当日の朝、

お仏壇をお参りしてご先祖さまに結婚の報告をしてください。

きっとこれからの新しい生活を末長く見守ってくれると思います。





  

Posted by フューネ三浦 at 19:55 │冠婚葬祭のこと

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