ブーログ › フューネ三浦直樹の「感動葬儀。」ブログ
2016年09月25日

夜中に集中する葬儀のご依頼

人が亡くなるのは昼が多いのか?それとも夜なのかという質問をよく

お客様から頂戴します。24時間の間に何時から何時までが亡くなる時間

が多いのかという統計をとったこともありますが、基本的には役に

立たない統計となってしまいました。

季節などの変動もあるのですから。

ただ、人は24時間いつでも亡くなるということを

実証できるデータです。




会社において、人が亡くなる時間帯は圧倒的に夜です。

なぜそうなるかと言えば、理由は簡単で会社においていわゆる昼時間は

8時間のみ。あとの16時間が時間外の扱いです。

夜の担当は一日16時間の間、葬儀のご依頼に対応するように待機

しなければなりません。



葬儀社において時間外の勤務というのは基本的に最小人員です。

夜間の当番においては一人、二人でこなさなければなりません。

夜間の間に数件の葬儀依頼が入れば、夜間の間に寝ることも

出来ません。

葬儀社は夜中にご依頼を受けても対応できるようにしていますが、

ギリギリの人員で対応しているのも事実です。





  

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Posted by フューネ三浦 at 09:32 │フューネ(会社)のこと

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2016年09月23日

心の声を伝えること。

お葬式が終わるとご遺族の皆さまにとっては一見、何も変わらない生活

が始まっているように見えます。他人からすれば、いつもの通り散歩

されたり、畑を耕している姿をみれば何も変わらないように見えるのは

当然です。しかしながら、当事者にとっては今までにいたところにいる

べき大切な人がいないのはとても辛いことであるのです。

一人になった時に、遺影写真を眺めて泣いているというお客様の声を

よく聞きます。本当のさみしさというものは葬儀の時よりも葬儀が

終わってからだと言えるのです。





あの世とこの世で離れてしまった大切な人に伝える手段は基本的に

ありません。しかしながら、「心」と「心」ならば、伝わるかも

しれないと思うのが大切なことです。

心の声を伝えることが、「立ち直り」の第一歩なのです。

仏壇に向かって、話をしている人。遺影に向かって泣いている人。

すべてが心で伝えようとしているのです。




葬儀というのは悲しみを断ち切る為に、どうしても必要な儀礼です。

元来、儀式というものは人生においての「節目」を明確にする為には

絶対に必要なものです。

結婚式をしないよりはしたほうが絶対に節目の記憶になりますし、

家を建てるにしても地鎮祭などの神事をすることで間違いなく記憶に

残ります。忘れない為の葬儀の役割はありますが、悲しみを断ち切る

為の葬儀の役割は残されたご遺族の皆さまにとってとても大切なこと

です。

近年、葬儀の儀式を簡素化することを希望されるお客様が増えて

いますが悲しみを断ち切る為には簡素化することは必ずしも推奨できる

ことではありません。




心の声を伝え続けることが悲しみを癒す手段であるのならば、絶対に

続けなければならない一方通行では決してない会話なのです。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:27 │フューネ(会社)のこと

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2016年09月19日

葬儀の経験

超高齢化社会になって、年々お亡くなりになられる人は右肩上がりで

増え続けています。亡くなる人が増えるということは葬儀の数も増えて

います。それなのにちょっとおかしいことがあります。

葬儀の数が増えているのに、葬儀に参加する回数は減っているのです。

隣近所のお宅で葬儀があれば、有給を使って会社を休んでまでも

お手伝いをしていた頃の話に限らず、そもそも家族葬を希望されて、

場合によっては親戚でも葬儀に呼ばれないお葬式も増えています。

おじ・おばが無くなっても甥・姪の立場でもお葬式に参加しないという

選択をされることが増えています。

家族葬で無くても職場の同僚の親のお葬式ならば、香典だけ出して

弔意を示して終わり。もしくは通夜に少しだけ顔を出して焼香だけして

帰るなどの経験は多くの方が持ち合わせている体験でしょう。




気が付けば、昔の人よりも葬儀の経験のない人々があっという間に

増幅しているのです。

葬儀の経験の無い人がいざ親の葬儀を出す立場になるとどうなるのか。

葬儀の知識が無いことに気が付きます。

現代ではネットで情報があふれているから簡単に情報を取得することは

可能なのですが、問題はどの情報が正しいのかということや自分に

とって有益な情報かということを見極めることが出来ないものです。

結果的に間違った情報を取得してしまうことになってしまい、大切な

お葬式を失敗してしまうことがあるのです。




葬儀の経験が無い人々が増えているからこそ、私たちのプロの

アドバイスが、昔と比べて重要な時代となりました。

大切なことは本質をお客様が見失わないようにしてあげることです。

「なぜ葬儀をするのか」

という本質です。

本質を見失うといういうことは「寿司が握れない寿司店」みたいに

なってしまうことです。

そうならない為にお客様の経験を補っていかなければならないのです。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:07 │お葬式の知識日々いろいろ

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2016年09月17日

毎日の朝礼

今年、メジャーリーグで3000本安打を達成したイチロー選手や

昨年のラクビーで躍進した五郎丸選手で話題になった

「ルーティン」

決まり切ったことを日々やり続けることでどんなに緊迫した場面でも

「平常心」が保たれるようになるのです。

会社においても「ルーティン」はたくさんあるのですが、何といっても

大切な「ルーティン」は朝礼なのです。

毎日、同じ時間に同じ場所で同じことをする。

これがとても大切なことです。

もっともマンネリとかいう批判もあると思いますが、マンネリよりも

習慣にするというレベルでやっていかないといけません。




フューネの本社の朝礼は朝礼であると同時に「終礼」でもあるのです。

24時間365日、ずっと会社が営業をしている葬儀社であるからこそ、

夜に働いた人にとっては朝礼の時間が終わりの時間なのです。

24時間営業の会社にとっては朝礼は日付変更線であり大切な

「節目」なのです。




マンネリを防ぐにはやはり「改善」が必要です。

「革命」とは「「改革」といった変化とは違います。

少しずつよくすることが「改善」であり、このペースの積み重ねが

大きな力になるのです。

気が付いたら大きな力になる朝礼をフューネはこれからも

大切なルーティンとして磨きあげていきます。

全社員が同じ方向を向くために。

そして、「感動葬儀。」の提供のために。



  

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Posted by フューネ三浦 at 09:15 │フューネ(会社)のこと

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2016年09月15日

第12回FCA公開セミナー



9月12日・13日の両日、フューネの葬儀専門学校

「フューネ・クリエイト・アカデミー」では

葬儀経営者向け公開セミナーを開催しました。

2005年開校以来、毎年この時期に行っていて今回が12回目

12回目にして初めての名古屋開催になりました。


東海3県はもとより関東・関西・四国・山陰からも参加して

いただけました。

今年のテーマは

「大転換期における葬儀社の目的と

具体的手法」
ということです。

昨年に続きメインの講師は

「グリーフサポート」の第一人者である橋爪謙一郎氏の講演を

中心として、HappyEndingカードの提案として、

日本HappyEnding協会の斉藤理事長にもご講演頂きました。









私も「これからの営業戦略」と題してお話しをさせて頂きました。

参加して頂きました葬儀社各社の皆さまありがとうございました。

これからも有益な情報を提供していける企業でありたいと思います。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:21 │イベント&ニュース

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2016年09月13日

継承者を必要としない。

最近のお墓のニーズをみていると以前の価値がほとんど通用しなく

なってきているように思います。

お墓というものはそもそも自分の死後に葬られる安住の地であった

はずですが、その期間も永代であって永久ではないのです。

永代とは永久ではなく、30年とか40年といったような比較的長い

期間は保証されていますが、期限のあることなのです。

先祖を代々守っていき「家」を守るという考え方が日本人の考え方で

あったのが、「家」を守ることに関してはあまり執着のない世の中に

なってきたと思うのです。

今や様々なお墓のなかで、一番売れているのは

「継承者を必要としない」

ものであり、納骨堂・永代供養墓・樹木葬などです。




お墓を守るのは費用のかかることです。

費用がかかる以上は継続する為に、どうにか捻出しなければ

ならないのですが、費用を捻出できずにお墓が維持出来ない家も

増えています。

自分の死後にお墓を守ってくれる人がいないという方が本当に

増えていますし、そのようになったのは家族の在り方が変わって

きていることが間違いのないことです。







  

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Posted by フューネ三浦 at 07:16 │日々いろいろ

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2016年09月09日

変則な葬儀

先日、お客様からのリクエストで葬儀の当日は仕事の都合でどうしても

休めないから、葬儀を夜にやって欲しいというご要望を受け、午後7時

から葬儀を行い、翌日は火葬場に行くだけという変則な葬儀を

行いました。夜に通夜をせずに葬儀をするというケースはまだまだ

レアなケースではありますが、昔からあります。

また、仕事の都合でどうしても土日に葬儀を行いたいという希望で

4日も5日も延ばされる方は結構いらっしゃいます。

特にお医者様など自分の代わりがいない職業の方はそのような希望を

されるのです。また、農家が収穫期においては1週間待って欲しいと

いうようなご要望も頂くことは昔からあるのです。




いつも思うのは親や亡くなっても仕事を休めない人がこんなに多いのか

と思います。突然やってくる死のタイミングに日常のタイトな

スケジュールを合わせることは難しいものですが、「責任」「使命」と

いったものから、仕事を優先しなければならないものです。

スケジュール的に自由なイメージのあるお寺様も自分の親が亡くなって

も、檀家様の葬儀が入っていれば、そちらを優先してからの葬儀に

なってしまいます。




変則な葬儀を希望される方の事情は様々ですが、どうしてもの理由が

あることだけは間違いないです。

お客様の希望を叶えることも事情に配慮することも葬儀社としては

とても大切なことなのです。


  

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Posted by フューネ三浦 at 07:49 │お葬式の知識

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2016年09月07日

高校時代

私の高校生の頃は体力もあり、バスケットボール部に所属していて、

体育館で練習できない日は一日10kmのランニングをしていました。

とにかくお腹がすいて、一日5食は食べていたのですが、一向に

太らず、本当に体のことだけを考えれば人生の中でもっとも強い

時期であったと思います。

40代になった現在ではちょっとした運動をするだけでも筋肉痛に

なってしまいますし、そもそも体力的な無茶や無理をしなく

なりました。

それでも運動をしている時は脳みそはベストであった時のことを

イメージしていますから、そのギャップがケガを招くもとでしょう。




高校生の頃に知り合った人に最近よく再開します。

仕事上での関係や時としてフューネのお客様としての再開もあり、

20年を超えて会っていない人でも一瞬の内に同時の話が出来る

のは同級生の醍醐味です。

そんな時に高校時代に自分は何を考えていたのかを感じることが

あり、昔の考え方を思い出すのです。




お葬式では同級生が友人代表として弔辞を読むことがあります。

若いときの楽しかった想い出を語ることもあるのですが、高校生の

時の志を語られるときにその人の人生とリンクをすることが多々

あります。

小学生や中学生の時に描く、大人になった時の未来像よりも、

高校生の時に描いた未来像は実際に人生を全うされた方にとって

さほどブレていないものです。

そうは言っても高校生の時になりたかった職業に就けている人は

ごく少数でしょう。それでも、生き方などは体力的に人生最上の

状態である高校時代に感じたイメージを大人になって持ち続けて

いる方が多いからこそ、青春時代の想い出は自分自身の人生に

とって大切な一ページになっているものです。



  

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Posted by フューネ三浦 at 08:02 │日々いろいろ

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2016年09月05日

時計

時を刻む時計は社会的な生活を送る上では絶対に必要なアイテムです。

時には時間を全く気にしないような生活を送ってみたいという欲求は

あるのですが、それを実現するのはなかなか大変なことです。

現代社会において時間を守るということは「信用」という観点からは

とても大切なことです。




愛用の時計というと掛け時計や置時計という方は少なく、大方の場合は

腕時計や懐中時計などでしょうか。

日頃から身に着けることで出来るからこそ「愛用」という大切なものに

変わるのです。

特に高級な腕時計などは修理したり、オーバーホールしながら、何十年

と使うものがあり、まさに人生の様々な場面を一緒に駆け抜ける為の

伴侶であるのです。




携帯電話の普及に伴い、腕時計をしない人が増えています。

時間を確認するだけならば、確かに携帯電話で充分ですし、電波を

拾って時を刻んでいますから、時刻も正確です。





お亡くなりになられた方が愛用していた時計を飾って欲しいという

要望がご遺族から寄せられます。

と同時に愛用の携帯電話やスマートホンを飾って欲しいという要望も

増えてきました。

どんな時代になっても時を確認する道具は無くならないと思うの

ですが、時を確認するものが変わっていくことは間違いのないこと

ですね。











  

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Posted by フューネ三浦 at 07:39 │日々いろいろ

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2016年09月03日

大切な人への手紙

「自分にとって大切な人に手紙を書くと死ぬのが怖くなくなる」

そうです。飛行機でトラブルがあり、死との恐怖と戦っている時に

手帳などに遺書に近い手紙を大切な人に残すのはその典型でしょう。

末期のガンに冒された人にとって、大切な人に手紙を書くことで

心が落ち着くならば、積極的に書くべきでしょう。




そのような手紙が自身の死を迎えた後のお葬式の中でしばしば披露を

されます。

いかに大切な人を愛していたか。

自分が先に逝くことの後悔。

様々な想いを託した内容のこと。

多くの弔問者が泣いてしまうこともしばしばです。




エンディングノートを実際に手にとった人がエンディングノートを

書く人の割合はわずか1.6%という衝撃的な低い数字なのは、

エンディングノートを書くことで「死ぬのが怖くなくなる」という

効果が得られにくいのも一つの原因ではないでしょうか。

確かに書くことで自分自身のもしもの時に大切な人に想いを託せる

と思うのですが、手紙とは違うのです。

伝えたいことを形式に拘らずに伝えることが、大切なことであり、

それが安心に繋がるのではないでしょうか。




大切な人に手紙を書くことで安心するのならば、日頃から書いて

いくことを大切にしていきたいものです。






  

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Posted by フューネ三浦 at 09:03 │お葬式の知識終活の教科書

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2016年08月30日

このブログのヘッダーにも描かれている蝶は昆虫の中でも美しいと

されていてその他の昆虫とは別格な扱いをします。

フューネのテレビCMでも亡くなったおじいちゃんが天に召されると

いう表現を蝶を使っています。



日本に限らず、世界中の国々でに蝶は人の死や霊に関連すること

を表現しているのです。キリスト教では蝶は復活の象徴とされ、

ギリシャでは蝶は魂や不死の象徴とされています。

蝶に霊魂を見るのは世界の人々の共通なのです。



ところで、蝶を蝶を数え方ですが、正しくは一匹、二匹ではなく、

動物学上は馬や牛のように一頭、二頭と数えます。

これは牛などの家畜を"head"(頭)で数えます。そして動物園で

飼育されている動物を数える際にも"head"を数えるようになりました。

動物園に飼育されていた蝶も"head"で数えるようになり、20世紀初頭

に日本語に直訳(誤訳)したものが現代の日本語に定着したいう

ことです。

但し、なぜ「頭」で数えるのかということは諸説ありますので参考

までにしてください。



どちらにしても通常の昆虫とは別格の扱いを受けている蝶は私たちの

生活に潤いを与えてくれている生き物です。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:09 │日々いろいろ

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2016年08月28日

会員様

葬儀というサービスを提供している企業では、いまやほとんどの企業で

何らかの会員制度が設けられています。

毎月、数千円を掛け金を掛ける互助会やフューネの会員制度のように

入会金を払い入会すると割引が受けられるもの。

保険や信託といった仕組みについてくる会員制度もあります。




葬儀社が各種の会員制度の仕組みを大切にしているのは、ズバリ

顧客の囲い込みなのですが、顧客の囲い込むのにはやはり、大きな

理由があります。葬儀社が施行をする葬儀の大半が会員様からの

ご依頼もしくはご紹介だからです。

フューネにおいても70%のお客様は会員様であり、私が以前勤めて

いた互助会では80%を超えた方が会員様でした。

それくらい、会員様というのは企業にとって財産であり、会員様は

自社のファンクラブといっても過言ではありません。

本当にありがたい存在なのです。



葬儀という商品の性質上、大々的に宣伝をし、事前に生前の契約や

予約をするということは多くのお客様にとって抵抗のあることでした。

しかし、自社会員の獲得という名目で実質的に葬儀という商品を

販売することが出来、積み上げてきた実績が多くの会員様ということ

です。




実際に葬儀を行うならば、どこかの葬儀社の会員に入会をしたほうが

絶対にお得です。フューネにおいても会員様と非会員様の葬儀の値段

は20万円を超えることもあります。

どこかの会員になるのは縛られているようでめんどくさいというお声も

あると思いますが、会員の権利も使うのも使わないのもお客様の自由

です。中には葬儀社の会員だけで5社以上の会員に入会されている

お客様もいらっしゃるのですから、数社の会員に入会されていることは

私たち葬儀社からしたら、何も不思議なことではあります。




問題は会員様にいざという時にフューネという会社を選んで頂けるか

どうかです。もちろん選んで頂けるようにフューネという葬儀社は日々

精進しています。

会員様に絶対に満足して頂けるようにこれからも頑張っていきます。

  

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Posted by フューネ三浦 at 08:49 │フューネ(会社)のこと

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2016年08月26日

立ち仕事 座り仕事

葬儀会館で葬儀をするようになって、お客様がなんだかんだと楽に

なったことの一番は「椅子に座ることが出来る」

ことではないでしょうか。葬儀会館以外でのお葬式では式典の間は

正座をしなければならないような場所が多く、1時間近くの正座は

本当に慣れていない方にとっては苦痛以外の何物でもありません。

通夜やお葬式が終わって立ち上がろうとした瞬間に痺れた足が

感覚が無くし、そのまま転んでしまうということはお葬式の場面では

よく目にする光景です。これがフューネの葬儀会館は畳敷きの和風の

式場であっても椅子席なので、ほぼ起こらない光景なのです。

葬儀会館の利便性の一番を暑さ・寒さをしのげることだとお客様からの

意見としては一番多いご回答なのですが、葬儀のプロの目からすると

椅子に座ることの出来る利便性のほうが勝っていると感じます。

さらに、付け加えれば、一般の弔問者も座れるという利便性を充分に

享受していると思います。

自宅や寺院なのではスペースの問題もあり、遺族や親族の皆さまは

建物の中に入ることが出来ても、一般の弔問者は外で立っていなければ

ならないことのほうが現実的に多かったのですが、葬儀会館でのお葬式

は一般の弔問者の席まであるのが「あたりまえ」です。

自宅や寺院でお葬式を施行すると私たち葬儀社の社員は座り仕事が

増えます。葬儀の打ち合わせも長時間正座をしていなければならない

場面がぐっと増えますし、場所の狭さから待機中も座っていなければ

ならないような場面が多々あります。

一般のお客様は立っているのに葬儀社の社員は座っているなんてことも

多いのです。




葬儀会館での葬儀の施行はお客様は座ることが出来るのに、葬儀社の

社員は立っていることが増えます。

何時間も立っているという立ち仕事になっています。

待機中も立って待機をしていることが基本ですし、お客様に対する

各種のサービスを提供する時の姿勢も基本は「立ち」なのです。




葬儀社の社員の職業病は昔から腰痛です。

腰痛は腰痛なのですが、昔は重いものを持って腰痛になる社員が

多かったのですが、現代は立ち仕事で腰痛になる社員が多いのです。

半面、正座が苦手な社員が増えています。

一時間くらいの正座は平気であったのが正座をする機会が少なくなり

30分も苦しいというのが実情でしょうか。

私も本当に正座が出来なくなりました。いかに座り仕事をしていないか

というバロメーターなのですが、30分くらいの正座が出来るスキルは

持っていたいと思うのですが。



  

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2016年08月24日

帰る場所

人は帰る場所があるから安心できます。

旅行が楽しいのも、帰るべき場所があるから楽しいのであって、

もしも帰る場所がなかったら、放浪の旅になります。

おそらくホームレスと同じ心情になってしまうと思うのです。





帰る場所は人によってそれぞれでしょう。

故郷であったり、想い出の場所であったり、愛する人のところ

であったりと・・・

死を直前にされた方が単純に「自宅」以外の帰る場所に帰りたい

ということを口にされます。まだ意識のあるうちに体の自由が効く間に

自分の心を満たすことの出来る帰るべき場所に帰りたいと思っている

はずです。




その人らしいお葬式に演出する為に、お亡くなりになられた方にとって

ゆかりのある場所を祭壇に表現したり、写真などを葬儀会館の至る

ところに飾ります。

お客様からもこのようにして欲しいというご要望も多いのですが、

葬儀の担当者がお客様に内緒で準備をして飾らせて頂くことも

多いのです。

お亡くなりになられた方がもう帰れないからこそ、遺族の皆さまが

「せめても」という想いが「感動葬儀。」に繋がって

いくのです。




帰るべき場所に帰れることはとても幸せなことだと思います。

帰りたくても帰れない人は案外多くいらっしゃると思うのです。

例えば、福島の原発事故で故郷に帰れない人。愛する人と別れて

しまい愛する人のところに帰れない人。

帰る場所に帰ることが出来る間は気づかない「大切さ」がそこにある

はずです。

帰る場所がある人は帰る場所を大切にして頂きたいと願うのです。

  

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Posted by フューネ三浦 at 08:41 │日々いろいろ

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2016年08月20日

命を活かしきる

「もったいない」という言葉は外国語に訳すことが難しい言葉

なのだそうです。

「無駄」という言葉でも足りない「もったいない」という言葉は

「MOTTAINAI」という国際語に広めたのはノーベル平和賞を

受賞されたケニアのワンガリー・マータイさんです。

彼女が提唱した「MOTTAINAI キャンペーン」は地球環境を守る

エコという観点からもとても大切な考え方なのでしょう。




「もったいない」と感じる日本人の情緒の根源は「命を活かしきる」

ことに尽きると思うのです。

私たち日本人はヒトでもモノでも命を活かしきることが出来てない時に

「もったいない」と感じるものです。





お葬式において、そこに集う人々がお亡くなりになられた方に対して

「命の活かしきった」と判断されるような場合はお葬式そのものが

自然と明るくなってきます。いわゆる長寿を全うしたご老人や仮に

若くしてお亡くなりになられても何かを成し遂げたということが明確に

伝わる時です。

しかしながら、ほとんどの場合のお葬式において「命を活かしきった」

とは言い難いので、結果的にお葬式は暗くなるのです。

そして、悲しくなるものです。




人生において「命を活かしきること」が最高の状態なのです。

それが叶わないとせっかくこの世に生を受けたことに対して

人は「もったいない」と思うのです。

後悔しない人生を送るには「もったいない」が一つのキーワード

なのです。





  

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Posted by フューネ三浦 at 07:56 │日々いろいろ

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2016年08月18日

生前退位

天皇陛下が生前に退位したいというご意向を示されました。

過去の歴史上では天皇が天皇としての役割を果たせない時は

摂政として代役を立てることもありましたし、生前の退位も可能

でしたが現在の憲法の下で「象徴」としての天皇の役割は

様々な問題をクリアしなければならないのでしょう。




生前退位としてはやはり会社や家族の代替わりがあります。

企業においては90歳近い人がまだ現役で社長をされていて、

60歳を過ぎた息子が社長になれずやきもきしているような会社も

存在します。「生涯現役」というフレーズはカッコいいものですが、

事業を円滑に承継するという観点から言えば、正解だとは言い難いもの

です。人は年齢とともに老いていくことは自然の理です。

ですから、元気なうちに次の代にバトンタッチをしなければ

ならないのです。かつては隠居という言葉がありましたが、今では

第二の人生やもしかしたら第三の人生を謳歌しているご年配の方々が

たくさんいらしゃいます。

平均寿命が90歳近くになっている現在では70代はまだまだ現役世代

なのでしょう。しかしながら、70代の子供の世代は40代です。

家庭のことならば、やはり、家督を譲ることが本来は大切なのかも

しれません。




お葬式における喪主の役割は襲名披露の場であることはこれまでに

何度もブログに書いてきました。

しかしながら、家族葬が多くなった現状では葬儀において襲名披露の

役割が果たされているのかという観点で考えてみると甚だ疑わしいと

思わざる得ません。お葬式がそのような場で無くなりつつある現状を

考えると生前に代を代わることを関係者の皆様にお知らせすることの

意義が重要なのではないでしょうか。




「老いては子に従え」

という格言の通り、生きていくことが長寿社会を楽しむ秘訣かも

しれません。





  

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Posted by フューネ三浦 at 09:12 │日々いろいろ

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2016年08月16日

修多羅



上の写真は修多羅(しゅたら)といいお坊さんが袈裟(けさ)の上に

垂らす、装飾用の組紐(くみひも)です。

修多羅は袈裟と袈裟をつなぐ重要な紐であり、この紐が無いと袈裟を

着るのにしまりが無くなってしまい「だらしない」のです。

修多羅はサンスクリット語では「スートラ」といい、「スートラ」が

なまって「しだら」になります。これに否定をつけると「だらしない」

という言葉が生まれました。

「だらしない」という言葉は仏教用語から派生しているのです。




サンスクリット語で「スートラ」と言う修多羅は「お経」そのものを

表しています。私たちが修多羅に手を合わせるのはお経をそのものに

敬意を表していることと同じなのです。

本来の「スートラ」という言葉の意味は、織物の縦糸という意味で、

過去・現在・未来へと縦に貫いている不変なものを表わして

いるのです。

縦の糸はどんな時代になっても変わらないものを表現し、横糸は

常に移り変わって行くものやあてにならないもの、つまり私たちの

生活を表していると言われています。

修多羅が縦の糸で構成されているのは、変わらない命の伝承や

お経に書かれている教義を表現しています。

「お経」というのは、永遠に変わらぬ普遍的な真理を表わす言葉

なのですから。




昔のお葬式ではご年配の方が修多羅に手を合わせる光景がよく

見られましたが、最近では本当にこのような光景を見ることが無く

なりました。

修多羅の意味の伝承がうまくいっていないことやそもそも、

修多羅を有り難いと思わなくなった人々が増えているからでしょう。

意味を知ることでお葬式もまた、一つ楽しみが増えるのですが

いかがでしょうか。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:15 │役立つ雑でない雑学

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2016年08月14日

ベスト3

リオオリンピックでは過去最高のメダルラッシュで、本当に

うれしいものです。毎日のようにメダル獲得の知らせに日々の暗い

ニュースから解放されたすっきり感を感じてしまいます。

地元豊田市出身で私と同じ中学校の出身である羽根田卓也選手が

カヌースラロームカナディアンシングルで銅メダルを獲得しました。

日本のカヌー競技では初の快挙であり、本当に栄誉なことです。

羽根田選手が初めてオリンピックに出場した北京から後援会に

入会して応援してきた私にとってもうれしい知らせでした。

世界3位に入ることの凄さと難しさは素直に喜ぶべきだと思います。




さて、最近の企業の経済活動の中はますます厳しさを増しています。

時代の流れの中でつい最近まで新しかった流行がわずかな時間で

終焉を迎え、時代に合わなくなる。

これまでの業態から変化をし続けなければ、安定が一瞬の間に危機に

変わってしまうのです。

そして、生き残る為に企業が合併などを繰り返し、大きくなって

いきます。今はそれぞれの分野の市場において上位ベスト3に

入っていなけれれば淘汰される風潮です。

例えばコンビニにおいてはセブンイレブン・ローソン・

ファミリーマートといった上位3社はかろうじて生き残れるのですが、

それ以外のコンビニチェーンの淘汰がはじまっています。




オリンピックを見ていても世界1位と2位ではかなりの価値の開きがある

ことは明白ですが、私は3位と4位の差のほうがもっと開きは大きいと

思うのです。この生命線は勝ち組か負け組かの天地がひっくり返る

ほどの開きなのです。本当に金銀銅という3位までが貰うことの出来る

メダルの仕組みはよく出来ているものだと思うのです。




葬儀社においても市場シェアが一定の地域でベスト3に入っていないと

生き残れない時代に入ってきたと感じます。これからは市場シェアが

高い葬儀社はより高く、低い葬儀社はより低くなっていくでしょう。

豊田市という一定のエリアでフューネという葬儀社の地位を確保する

には絶えずベスト3に入っていることが大前提です。

そしてそれを維持することがどれほど大変なことか想像できます

でしょうか。

ベスト3に入り続ける為には愚直に「感動葬儀。」を貫くこと。

そしてお客様に評価を頂くこと。それだけです。



今回銅メダルを獲得された羽根田選手にオリンピック前に

お会いした時に次回の東京までは頑張ると言ってました。

現状の栄誉に満足することなく先を見てこれからも挑戦者として挑戦を

していって欲しいものです。

私たちのフューネという会社も絶えず挑戦者であり続けたいものです。







  

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Posted by フューネ三浦 at 08:24 │フューネ(会社)のこと

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2016年08月10日

自宅に帰らない

最近のフューネでお葬式をご依頼されるお客様の大半がお亡くなりに

なられた場所からご自宅に帰らなくなってきました。

現状はピーク時より減ってきたとはいえ、お亡くなりになられる場所の

一位は病院で約80%の割合です。そして、近年増えてきているのが

いわゆる老人ホームと言われる各施設でお亡くなりになられる方です。

国は今後の医療費のさらなる増大や施設不足を補う為に自宅での

終末介護を推奨し始めていますが、まだまだ現実的ではないようです。




自宅に帰らないということはほとんどの場合、お亡くなりの場所から

葬儀会館に直接入られるということです。

葬儀会館に直接入ることの一番の利点は「煩わしくない」

いうこと。ご自宅に帰るということは一定レベル以上はご自宅を綺麗に

しなければならないし、家族以外の他人がご自宅にお越しになられる

ことを煩わしく思っていらっしゃる方が意外に多いのです。

また、自宅に帰れば隣近所の方に亡くなったという事実が知られて

しまうこともあり、近年では家族葬でやりたいという希望の方にとって

敬遠される理由でしょう。

そして、季節的な要素もあります。

特に今の季節は一年で一番暑い時期であり、冷房の効いた葬儀会館

のほうが良いと希望されるのです。

季節的に暑い時期、寒い時期は葬儀会館に直接入られる方は増加

します。




現代において自宅は完全なプライベートな空間だと考える方が

増えています。つまり、家族以外の誰も中に入れたくないという考え方

です。親戚も自宅に招きたくないというニーズがある以上、葬儀会館

の役割は今後もますます、自宅の応接間の延長としての利用が推進

されて行くでしょう。

  

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Posted by フューネ三浦 at 08:09 │お葬式の知識

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2016年08月08日

喫茶店の変化

地元名古屋のコメダ珈琲が株式を上場して日本中に注目を集めました。

今や関東や関西もコメダの珈琲店があり、名古屋式のモーニング

サービスも浸透して来ています。

名古屋を中心とした愛知県は元々は喫茶店の多い土地柄であるの

ですが、近年は様々な大手チェーンの喫茶店が豊田市にも出来て

います。

自分の好みに応じて様々な喫茶店を楽しめることはとても楽しいこと

でしょう。

喫茶店は単に珈琲などの飲み物を楽しむことだけでなく、新聞や雑誌

漫画などを読むことなどの時間潰しや、人に会い会談する場所で

あったりと日常の中の非日常な空間だと思うのです。

この空間を買うために多くの人々が喫茶店を利用しているのです。

喫茶店で飲み物を買うことで得られる空間の価値を

マーケティング用語で「ベネフィット」と言います。

ベネフィットとは「製品やサービスを利用することで消費者が

得られる有形、無形の価値のこと」という定義があります。

単に飲み物が欲しいならコンビニや自販機で買えば良いのですが、

何倍もの高い値段の飲み物をあえて買うのは「ベネフィット」が

あるからなのです。




大手の喫茶店チェーンに押されて、夫婦2人で営んでいるような

小さな喫茶店が少なくなりました。

小規模な喫茶店だからこそ、家庭的で豪華に出来たモーニングサービス

も姿が変わってきています。

消費者も喫茶店に求める本質は変わらなくても、新しいスタイルの

喫茶店を絶えず求めているのです。


  

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Posted by フューネ三浦 at 08:16 │日々いろいろ

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